: : : ちゃんと利用できないもの作ってどうしようってんだろ。栗山町も便乗しようと思ったんだろうね。町民から町長リコールされなきゃいいけど・・・。
: : そんな言い方は、マジメにスポーツ振興(&町おこし)を考えて作った自治体さんに対
: : して失礼です。コンササポのエゴ、丸出しです。
:
: そうかなぁ。そんな事ないよ。
: 栗山町としては、他になんもやる事ないから「コンサに乗った」だけでしょ。しかも、「国から何十億って補助金もらって」ね。そういう事やっても俺は意味ないと思うけど。別に住民が「俺達にはスポーツを町興しにしていこう」って言う明確なビジョン無しに実現されたものでしょ。彼らの間から起こった計画なのかな?
: 僕から言わせれば、別に今までスポーツの土壌が無かったにも関わらず、いきなり「スポーツ振興しよう」って考えるってのは、ただの補助金欲しさの地方自治体の悪い例にしか思えない。演歌しか聴かない爺さんばっかの村に、いきなり立派なコンサートホールが出来るのと変わらないよ。東京にも一杯あるしね。
以下の話をAkiさんが御存知かどうかは別にして、議論の上での確認の為に。
栗山町にグラウンドができたのはコンサドーレができる前の94年です。
そもそもの発端は栗山町青年会議所のメンバーが、たまたま北海道住建の事務所を
訪れた時、当時親会社の住建がスポンサードしていたサンフレッチェのポスターを
見た事に始まります。
それをきっかけにして、サンフレッチェによる少年サッカー教室が実現したのですが
(この辺りの紆余曲折は分かりません)、その時、青年会議所では、広島の合宿を栗山
でしてくれないだろうか、という申し入れをしたそうです。
その時の広島側の答は「ナイター設備のある芝のグラウンド2面ができれば」という
ものでした。
そこから地元商店街や街を動かして、総費用三億五千万円でできたのが現在のグラウンド
です(補助金は貰っているかもしれませんがあったとしても何十億というのではない)。
95年から広島や讀賣べレーザが合宿に使い、96年から「宿無し」のコンサが使わせて
もらっているのであり、ユースチームの受け入れなどもその後からの話なので「栗山
がコンサに乗った」というのは必ずしも正鵠を得た表現ではないと思います。
(「結果として」そうなっているというのと、「初めからコンサ目当てだった」というの
ではニュアンスが変わりますから)
青年会議所からの発案を「住民主導」と見るかどうかはさておき、少なくとも町が
補助金目当てで一方的にサッカーによるまちおこしを押し付けたとはいえないでしょう。
また、「ワールドカップでの合宿地」に立候補していますが、更に多額の金が必要と
なるこの構想には栗山でも議論になっていますし、裏を返せば、そういう地元の参加
姿勢が現状には反映されていると取れるのでは?
「何もやる事がなかった」のかもしれませんけれど、だったら永久に何もしなくても
いいということにはならないでしょうし、「サッカーをやろう」という発案をもって
自腹を切らずに町にはたらきかけることも「乞食」ということでしょうか。
以上の知識をAkiさんがお持ちであったかどうか、そこが今後の議論において
ポイントとなるように思いましたので老婆心ながら。