予め申し上げておきますが、私はこの一連のレスに書き込みされております皆様ほど、
豊富な知識も立派な理論も持ち合わせておりません。
そんな不肖である俺の感想と少ない経験からくる意見です。
至らない表現でありますが、なにとぞご容赦を・・・。
では本題・・・。
まず、「〜優先順位」に関してですが、あくまで一例として取り上げておるのでしょうが、「道路の除雪〜」。
これにはですね、いまはどうか判りませんがこういう意見がありました。
（俺は札幌を離れて十年近く経ちますのでその頃の話です）
除雪に関する整備はあまりやりすぎるものではない。なぜなら札幌市は余りに自動車に対する環境を整えすぎている。それが自動車優先の環境を生み出し、事故増発の要因を引き出していることは否定できない。ならば、冬季は乗用車を控えるように車道の除雪を制限してもよいのではないか。そうすれば市民がバス、地下鉄、汽車等を利用するようになる。と言う意見がありました。
もし、仮に実現したとしたら以下の効果が推測されます。
１．車両による事故が軽減される。
２．市営の交通機関の増収が見込め、現在抱える莫大な負債（確かな数字は分かりません が数百億だったと記憶しております。）を軽減できる。
３．排ガスの軽減
などです。
まぁ、余りに短絡なのは誰もが認めるところですが。
次に「福祉」についてですが、これはこの掲示板をみるすべての皆さんに知って頂きたいのですが、大事な問題であるだけに非常に注意して考えて欲しいのです。
というのも、「福祉」にかこつけて、甘い汁を啜ろうとする人間がごまんといるということです。
現在、俺の住む埼玉でも福祉事業にからむ賄賂、汚職問題がいくつもあります。
そして、福祉の対象となる人間の中にも国や自治体からの援助金で非常に裕福な生活を
送る人達もいるのです。
（現に俺の職場にもいまして、普通ならば年収３００万程度の収入なのに、その人は
車は車検のたびに買い換え、軽井沢に別荘、税金も幾つか免除、仕事もえり好みして
定時にとっとと帰りやがる。そのしわ寄せは全部俺達普通の社員に・・・・・。
なんて不条理な！）
・・・すいません。つい。しかしこのような例は私の周りだけではないようでし・・・。
話が長くなりましたが、要は優先順位と申されておりましたが、公金の投入で問題のないものなど、まずありえないのではないかと俺は考えております。それでは順位をつけるのも難しいのではないでしょうか。
しかも使い道の対象も「有権者」だけに留まらないのは聡明な皆さんは御判りなことと思います。
陳腐な考えとお笑いの方もいらっしゃいますでしょうが、「子供達の為にコンサを残す努力を自治体から。」という考えもあるのです。
それに自治体が決定した事に対して意義を唱える事は誰にだってできるし、簡単なことなのです。
失礼かもしれませんが、ここで税金投入に意義を唱える方々の誰かでも何か行動を起こしてそれを阻止しようとする方がいらっしゃいますでしょうか？
行政がいままでこういうことに金をだす事はなかったのに何で今回だけ。と、思う方がいらしゃいますが、それは行政を動かすだけの「世論」が足りなかったのでは、と私なりに考えます。
時代が正しい理論よりも間違った思想や感情を反映した背景のほうに流れていく事はよくあることです。
立派な論理よりも心に響く感動のほうが人を動かしやすいということでしょう。
それは人間が感情や心理を理論よりも優先させるからなのかもしれません。
最後にもし、署名運動等の行動を起こすとしたら圧倒的に賛成側の勝利でしょう。
それは情熱の差であるともいえます。
テレビ等でよく見かける〜評論家。彼らは豊富な知識と理論は持ち合わせていますが、
自分達が行動を起こす事はまずありません。
そうすれば「評論家」のスタンスから外れてしまうからでしょう。
おれはこの一連のレスの方々に対しては「評論家」として興味深く書き込みを拝見させていただきます。彼らの書き込みに対して不快に感じている方もいるようですが、そのようにとらえみてみたらどうでしょうか？少なからず勉強にはなると思います。
大変長くなって申し訳ない。文才がないということでご勘弁を。
失礼