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Subject: Re: チーム再建のための第一歩
From: がんばれタブチくん
Date: 2002年4月21日 14:02:18
Reply-to: チーム再建のための第一歩 By 虎夫@

いよいよパブにこの話題が移ってきましたね(笑)。


:  私は時期尚早だとは思うものの、監督解任の要求がチーム関連ウェブサイトで花盛りである。確かに現監督は、S級は取得したが、敗戦責任の選手個人への転嫁発言など監督としての資質、言い換えれば人の上に立つ指導者としての人格なり重みが欠如しているようにも思える。今、我がクラブの状況として「新人監督を育てる」という局面も余裕も無いはずである。
:  HFCは柱谷氏を監督にすげた責任を重く受け止めた上で、サポに対して今後の方針を明確に表明すべきではないだろうか。このまま不毛な騒ぎが続くようであれば、サポとメディアと監督とHFCに板ばさみになっている選手諸君が一番かわいそうである。
:  ましてやW杯中断中のチーム建て直しのもくろみも水泡に帰すことは必至だと思われるがいかがなものか?
:  このチームが物理的にも精神的にも崩壊することだけは避けていただきたいと切に願っている。


監督として未知数の柱谷を選んだのはナセだ!?
その理由が不明、結果もでない。試合内容もひどい・・。
おとなしい?コンササポもとうとう切れた、と言う状態でしょうか。

なぜ、柱谷だったのか?言いも悪いも岡田コンサをどうみるかで判断がかわるようです。

岡田コンサは、完成されたもので、継続していけばよかったのか?
そうではなく、限界も破綻も見えていたものなのか?と言う観点からです。

私は、「完成されたものとなったが、同時に、その結果として限界も破綻の兆し
も見えてきた。だが、岡田氏はそれに対処する術を見いだし得ない、と言い、少し
リフレッシュしたい。と辞任した」と認識しています。

考えるに、J1残留を岡田路線でいけるなら、張氏だろうと思います。
それでは、J1残留さえ困難だと判断したから柱谷だということではないでしょうか。
つまり、コンサのレベルアップは戦術、戦略の問題ではなく選手の意識改革だと。

J2の闘いを引きずった昨年のコンサは確かにJ1残留を果たしましたが、厳しいと
感じたましたし、伝統的に外国人だよりのカウンターはフェルナンデス以来のもの
で骨の髄までしみ込んでます。
もし、これを変えようとするなら、J1残留と引き替えも当然なのかもしれません。

そんな中、その意識改革、個々の選手の「主体的」レベルアップは生半可な人には
任せられないとも言えます。それに最適な人材として選ばれたのだと思います。
もちろん、個々人の戦う姿勢をレベルアップするだけでは昨年の得点王を含む
2トップの欠けた穴は埋まりませんから、今年も外人は獲得しました。

しかし、頼みの外人助っ人はDFも含め今年はハズレのようです。
そして、柱谷コンサは結果がでていません。

開幕戦初っぱなから最終ラインに、新人を起用したりするのは、岡田コンサに
染んできた者には刺激がキツイ。おそらく若手以外の選手もそうかもしれません。
しかし、自分のクビがかかり始めているこの時期にもこれまで出番のなかった若手
を使い、待望の曽田や新居の活躍という収穫を得ているのも事実です。

リスクを避け続けた岡田時代とはかなり違います。
個々の主体的レベルアップを図りシンプルなプレッシングサッカーで試合を戦うという
チャレンジする姿が私には見えてきたように思っています。

それと、柱谷コメントへの批判ですが。
試合後、監督談話で「ミスで負けた。相手のミスは得点にならず、こちらのは
失点になった。」と言うのが、選手に責任を負わせる、責任転嫁ととらえられているよう
なのです。

ですが、柱谷はあのドーハで手に入れたはずのWC初出場を目の前で自ら失いました。
主将として、選手としてその喪失感、悔しさは私には想像もつきません。
しかし、彼は「チャレンジしろ!」といい、「失敗を恐れるな!」と言い続けています。

一般的にミスを指摘することは人をけなし、貶めることを日本では意味するようです。
ですが、ミスは見る人から見れば「事実」です。それを指摘することは非難では
なく事実の指摘以外のなにものでもない。それが、失点に結びつくかどうかもまた、
「運」であると認識している。そういうコメントだと私はそう理解しています。

「ミスだった、しかし、運がなかったんだ、実力がなかったからではない。
 もう一度、何度でも失敗を恐れず勝負しろ!逃げるな。
 ただし失敗をおそれトライしない選手を出場させない、責任をとらせる」

柱谷監督は個々のレベルアップをハードなフィジカルトレーニングでやってきましたが、
その必要性を感じているからでしょう。また、一方でゲームでは細かな決めごとで
選手を縛ることはせず、選手の主体性を第一義とする。と言っています。

これも岡田氏の時とかなり違いそうです。選手個々人がレベルアップしてくれば
素材が花開くのではないかと期待しています。チャンスをもらえた昨年来の臥薪嘗胆
曽田の活躍、新人早々大物ぶりを発揮した新居、そしてリベンジを期しているだろう
吉川等、個人的には楽しみが出てきました。

で、結論は今が再建途上ではないか、という認識です。
もちろん、フロントがその見込みなしと判断すれば、それまでですけど。





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