: また、コンサドーレは今の時点でそんなに支持されていないような気がします。札幌って政令指定都市でしょ？なのに、厚別満員にならないじゃん。愛されるチームを目指すのは、強いチームを作るって言う事とは果たして一致しないんだろうか。僕は強いから、貪欲に勝利を求める姿勢こそみんなが尊敬し、愛してやまないクラブの姿なんだと思うけど。
この部分についてだけ、私の見解を述べさせて頂きます。
下のツリーでも書きましたけど、現在のコンサが札幌市民、北海道民の支持を得ているかというと、
やはりまだまだというところでしょう。この点はakiさんと同感です。
ではどうするか？
強いチームを作るというのも、確かにひとつの方法だと思います。この点について言えば、
私としては、「毎シーズン一部所属で勝率は最低５割（つまりホームでは全勝）」
というのが理想ですが。
ただ、揚げ足を取るつもりは毛頭ありませんが（そう思われたなら謝罪します）、
チームの人気･支持の維持を成績面だけに依存するのは、危険であると考えます。
勝負は水モノで、シーズンごとに好不調の波は必ず存在するでしょう。最悪の場合
二部落ちもありえる。「強いから好き」なチームが弱くなっても、果してサポーターは
ついてくるだろうか、私には疑問です。また、成績の悪かった頃の浦和を見ていると
（あそこのサポーターは結構きついですが）、弱くても人気を支えるインフラというか、
社会的な土台があればそれに超したことはない、と思われます。
ですから、チームの強化を図ることとあわせて、陳腐な言葉ですが、
もっと地域に溶け込んで地域密着を図るべきだと私は考えます。
コンサは札幌市に財政的支援を申し込みましたが、果して今のコンサは、
札幌市が金を出すに値する地域的貢献を十分に行っているのでしょうか。
これまでも市や道に支援を受けているのだから、たとえば札幌市内の小中学校を
月に何回か巡回してサッカー教室を開くとか、ＰＴＡ相手の講演会で何か喋ってくるとか
ぐらいは当然のことだと思いますが、そんな話は（浅沼さんの巡回コーチ以外）
聞いたことがありません。だいたい、（確か昇格を決めた年だったと思いますが）
ファン感謝デーといっておきながら入場料をとるなんて、ＨＦＣは一体何を
考えている（いた）のでしょうか？こんなんじゃ、札幌の看板は背負っていても、
コンサの「道民化」は遠い夢であると思わざるを得ません。
で、こうした状況を考えると、短期的にファンの心を掴むには、結局チームを
強くするしかないのかなあ、ということで、akiさんと同じような結論になって
しまうのでした。あれれれ････