「強いから好き」なチームが弱くなっても、果してサポーターは ついてくるだろうか、私には疑問です。また、成績の悪かった頃の浦和を見ていると
あそこのサポーターは結構きついですが)、弱くても人気を支えるインフラというか、
: 社会的な土台があればそれに超したことはない、と思われます。
: ですから、チームの強化を図ることとあわせて、陳腐な言葉ですが、
: もっと地域に溶け込んで地域密着を図るべきだと私は考えます。
大切に読ませていただきました。確かに勝負は水物で勝つ時もあれば負ける時もあります。しかし、極端な結果にはならないものなんですよ。最近にしてもレアル・マドリッドにしても、序盤はそれこそひどいものだったけれど結果は2位だったし、イングランドも順当な結果に終わってますしね。
僕は地域密着という点に関しては札幌は心配していません。客が入らないのは、単純にサッカーに縁がない土地柄だし、これだけ弱きゃサッカーに興味のない人は誰も観ないですって。
僕は鹿島とか柏のやり方というか、チームの地元へのなじませ方(?)にすごく関心を持っていて、鹿島なんてあれだけ小さな町にもかかわらず、いまだにチケットが取れない状態ですからね。みんなで自分の地域のクラブを守ろうとしてるし、強くしようとしてる。あそこが改装が終わって4万5000のスタジアムになったら、ビジターのチームには脅威ですよ。柏にしてもベッドタウンにもかかわらず毎回7〜8000は入るし、いいサポートをしてるといつも感心するんですよ。
: コンサは札幌市に財政的支援を申し込みましたが、果して今のコンサは、
: 札幌市が金を出すに値する地域的貢献を十分に行っているのでしょうか。
: これまでも市や道に支援を受けているのだから、たとえば札幌市内の小中学校を
: 月に何回か巡回してサッカー教室を開くとか、PTA相手の講演会で何か喋ってくるとか
これが問題で、一部の人の為に公金を出していいのか?という議論は絶対出てくるし、また出てこなければいけないと思います。本当はサッカーだけでなく、スケートやスキー、ホッケーのチームもコンサが持てればいいんですけどね。バルセロナなんかはバスケットのチームも強いですから。
理想を言えば、コンサドーレが大学と協力してスポーツ医学とか、リハビリなんかの研究を進めていけばいいんじゃないかな。日本はまだまだその点で遅れてますからね。そうすれば、学校がえりにクラブで練習して、怪我をしたらクラブの病院で治療し、リハビリも面倒を見てくれる形になるし。他のチームの選手も来れるくらいのオープンさであってほしいですが。
まあ、札幌は地域への還元という面ではまだまだ他チームに遅れを取ってますね。残念ですが。
: で、こうした状況を考えると、短期的にファンの心を掴むには、結局チームを
: 強くするしかないのかなあ、ということで、akiさんと同じような結論になって
: しまうのでした。あれれれ・・・・
僕はファンの心を掴むために勝たなきゃダメだと言っているのではなくて、勝利を求めないプロスポーツなど存在しないし、負け犬がどんな高邁な理想をのたまっても、誰も聞いてくれないということを分かって欲しいんですよ。
最後ですが、少なくとも僕は精一杯やった結果には納得します。それがどんな結果でも。だから結果が札幌がJ2にずっと残ることになってもサポートしますよ。他のサポも同じだと思いますよ。でも、吉原がいなくなってチームが迷走を続ければ、ただのファンは間違いなくコンサからは離れていくでしょうね。今の札幌はファンタジスタの集まりじゃないですから。
こういう答えでいいでしょうか。