: ここから、本題に入りますが、「スポーツチームを運営していく上で赤字が仕方ない・・」とおっしゃられていますが、その考えで言いますと「株式会社」(確かHFCはそうでしたよね)でそんざいすることが可能なのでしょうか?
: あえて、失礼な言い方をしますと、株式会社は利益追及のもとに存在するのではなかったですか?
: : 追求できない、とした理由について
: : これは、チームを運営していく上で2つの道があったと思います。
: : 1つは、予算に見合ったチームの強化を急がない運営、もう1つは
: : 上に書いた運営です。HFCがとったのは後者で、その時点でこの
: : 状況はわかっていたはずです。それによって生まれた赤字をどうしていくか、ということについての考えは私には分かりません。
: 私は、株式会社として、「利益追求」のもとに「経営判断」として後者の道を選択し、多大なリスクをとり現在にいたっているものと私は思っていますが・・。
: どちらの道が正しかったのかやってみなければ判らない以上その経営判断として、後者を選択し、成功すれば莫大な利益を得、(スポーツビジネスはもうからないんでしょうか)失敗すれば経営権を放棄するか、清算するか、いずれにしても「落とし前」をつけるものと思ってました。
HFCは別に赤字を続ける予定で進んできた訳ではありません。
現在は単年度赤字を覚悟していますが、2000年には単年度の収支が±0、
以降は毎年黒字を上げて、融資を返済して行く、という長期計画で進んできたのです。
まぁ、これが実現できるかどうかは、皮算用ですが。
: 経営判断を誤って、赤字を生むことが当然で、それをどうしていくか分からないなら、税金は投入すべきでない。違いますか?しかも、HFCは「株式会社」ですよ。成功したら株主のもの、失敗したら税金。これはどこか違いませんか?
失敗したら、株主なども被害を受けます。 私もかなり・・。 成功しても配当は期待できないし。
: 以上既に述べてきたことから、自分としては理解できません。ただ、コンサが潰れてもらっては困るという点は、どういう背景で困るのか知りませんが、私もサポーターとして本当に困ります。
: ですから、なんとか理解できる方法で解決できないものか、一サポーターの立場でない知恵絞ってます。(お金がないもんで、4億円も)
: それと、これまでコンサのやってきたことのすばらしさを否定するつもりはさらさらありません。むしろ、積極的に評価しています。(ただし、すでに税金の援助を受けているのですから・・)
短絡的に考えている方もおられますが、「HFCの解散=コンサの消滅」ではありません。
コンサを運営する団体を新しく作ればいいんです。
(新会社で誰をどの役にするか・・とかまで考えてる人もいます。)
それまでの間の債務をどう処理するか、という問題は残りますが・・。
現在のところ、「補助」と「融資」を受けています。
「補助」は返還しなくても良いし「融資」はいずれ返還しなくてはなりません。
: 現実に携わっている方には、何もわかってないと感じるかもしれません。そう、わかりません。
: 結果で判断されるのは、コンサ経営陣だけではなく、選手や監督、この社会です。そのためにみんな努力しているんで、結果に責任をとらない人、どうしていいかわからない人が経営して欲しくない。それが、自分の理解の仕方です。
コンサを動かしているのは経営陣やスタッフだけではありません。
サポーターや市民・道民もその一員で、みんなに責任と権利がある、と私は考えています。
ここでコンサを消滅させたら「北海道なんて大したことないじゃん!」って言われるのが必至です。
【注】:私はHFCの弁護人ではありません。