: : 木曜日の夜、NHKの特番でアルゼンチンの審判たちのドキュメントをやっていたのですが、
どうでもいい話ですが、
一応「地球に乾杯」っていう定時番組なんです。
でもあの番組枠でこの企画ができたのは、
コパの中継をできたこともあって、かなり南米にスタッフが行ってたし、
南米の情報が入ってくる環境にあったからだと思います。
担当者は特番枠ほど予算がない番組で、地球の裏側まで行って
よくやったものだ・・・と感心してみてました。
: : ・審判は、ほかに本業を持たなければならない。(特定チームとの癒着を防ぐため)
日本では、審判をプロに・・・なんて言ってますが、
アルゼンチンでは、サッカーを愛する人がみんなで審判の尊厳を守っているんですね。
プロでない審判(審判で生計をたててない)が立派にやっている国の例を見せながら、
サッカーが国民の文化というのはこういうことなんだ、
2002年のホスト国の日本でもこういう文化が育ってほしい、
という担当者の主張が、強く伝わってきました。
でも、ブエノスアイレス市のある事務所に勤務している審判の上司(女性)が
「わたしはいつも、サッカーと仕事とどっちが大切なの?っていってるのよ」
と、思いっきり不機嫌な顔でいうシーンがありましたが、
あれには笑ってしまいました。
あの上司は、口や表情では悪口言ってますが、実際は逆に応援してるのですよ。
顔見てればわかりました。
きっとインタビューでは、もっとちがうことも言ってたんだろうけれど、
あそこであのきついセリフがないと、あの審判が引き立たないもんね。
そのうち、もう一度見てみようと思ってます。