フェ前監督解任のとき「コンサドーレファンや〜めた」と思ったが、できなかった。
「2部落ちしたらやめちゃお」と思っていたが、どうやらやめられそうにない。
淡白な姿勢で関わってたつもりが、知らず知らず「ファミリー」の一員になっちゃってたということか。
北国としてのアイデンティティに立ち帰るという意味からか、赤黒のシンボルカラー、南米スタイル重視からこの際見直しをかけちゃえというご意見もちらほら出始めているようですが、私はそれらへの愛着も今さらあっさり棄てることはできないです。
先日博多に応援に行った次の日、ついでに佐賀市まで行ってきたんですよ。
私自身の「札幌」「北海道」へのこだわりから。
みなさんご存知でしょうか。北海道開拓は佐賀藩主鍋島直正を初代長官とする開拓使によって着手されたのであり、熊笹と葦が鬱蒼と茂る石狩の野に京都のような街をゼロから作っちゃおう、という壮大な構想を抱いていた佐賀藩士の島義勇(しまよしたけ)っちゅう人が札幌の礎を築き上げたことを(ちなみにこの人の銅像は札幌市役所1階ロビーにでーんと据えられてます)。
佐賀に行ったとき、彼のお墓(来迎寺にあります)の前でこう報告しましたよ。
「あなたが作ったイシカリの街は人口180万人を有するまでに発展を遂げ、北海道と改称した蝦夷地も、今や西洋蹴鞠という競技であなたの出身地九州と対等に戦うまでに豊かな地域になりました。すごいでしょう」と。
北海道は地理的には北国ですが、基礎を作ったのは彼らを始め南国出身で「寒さに弱い」はずの人々だったわけです。
いいじゃないですか、南米出身の戦士がわがチームにいっぱいいても。それはぜんぜん不自然じゃないですよ。
(「ブンデスリーガの巨人軍」に魅力を感じるのも判るけど、ドイツサッカーってそんなに面白かったっけ? そう言えば、バイエルンやミュンヘンのシンボルカラーは青と白だけどチームカラーは全然違ったような…)
結局何を言いたかったかというと、サッポロと「佐賀」は深ーい因縁があるっちゅうわけで、一平ちゃんにはがんばってもらいたいということでした。
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