スーパー銭湯さん。
1.あなたが株主でないなら、経営に口出しする資格はありません。
経営陣が増資を決めたことを不快に感じてもらう筋合いもありません。
HFCが気に入らないなら無視すればよいでしょう。
(ちなみに、私は初回と前回1口ずつの小口持ち株会会員です。
毎年シーズン券なので招待券は自分では使いませんけどね。
以下では持ち株会の会員も株主総会での議決権は持ち株会を通して
しか行使できませんが株主と表現します。)
2.仮に入場料の値上げになったとして、気に入らないならチケットを購入して
頂けなくてもやむを得ません。(私自身も「安易な値上げ」には反対で、
値上げするにしても学割の導入と子供料金の据え置きで若い人達の負担は
減らして欲しいと思ってますけどね。)
3.コンサに対する補助金が気に入らないなら札幌市や北海道に苦情を述べて
ください。コンサへの補助金に反対の方も実際少なくないようですから。
どうも行政に頼る姿勢が気に食わないようですが、HFCとしては補助金
交付や融資支援に値する存在であることをアピールしていくだけです。
少なくともコンサに対する支援への理解は広がっていると感じていますけどね。
あなたがHFCのお客さんだとして、お客さんには買うものを選ぶ権利はあります。
あなたが納税者だとして、納税者には行政に意見する権利もあるし、選挙権を
有効に行使していただくこともできるでしょう。
それ以外はクレーマーのように文句をつけるのはほどほどにして欲しいですね。
まず第一に株式会社は株主の資本提供により存在するわけで、株主に対する
優待制度を設けることには何ら問題がないでしょう。蛸足配当などと同じ扱いを
されては困りますね。別に利益の配分をしてるわけではありませんから。
優待制度は会社にとって有益(資本をあつめる点と営業面の総合で)と
判断したから設けられたに過ぎないでしょう。
もちろん株主優待制度を継続するかどうかは経営判断によるので来年度以降
どうするかは分かりませんけどね。
記憶が正しければ初回の一般公募では目標を若干下回り、2回目はJリーグ
昇格で目標を高くしたけど目標達成までは遠かったように思います。
招待券の優待制度を前面に出して少しでも応募を増やす努力をしたにも
関わらずです。今回にしても誰が3億円近くも集まると予想したでしょうか、
この不景気に。現在優待制度があるのは資本を集めるのに必要な手段だった
わけで、大口出資者も了承した経営判断だったわけです。
「招待券ももらえるし」といういことで出資してくださった株主にしても、
債務超過のHFCがつぶれればすべてが無に帰すのは承知のうえです。
その株主にもいろいろありますね。
1)満員にならない試合を選び初心者をスタジアムに勧誘する営業まで行う株主
ー無給の営業マンは結構いますね。
この営業でコンサにはまった人も少なくないでしょう。
2)寄付をして施設などから招待をする株主
ーコンサを通じて社会貢献にまで寄与できるなんて。
3)招待券を特権として使う株主
−回収不可能な資金を提供してくれただけでありがたい。
それに株主になることによって、オーナーとしての意識からというと大げさですが、
チームへの思い入れがより強くなることにより、有形無形の形でコンサの営業成績
改善への寄与してしまう人も少なからずいますね。後援会やファンクラブのように
年会費を払わなければ縁が切れるのとは違ってHFCの続く限り株主ですからね。
株主が優良顧客になることも含めれば、招待券の配布はプラスマイナス相殺して
若干のマイナスが残る程度でしょう。招待券を特典として掲げて公募したにも関わらす
優待制度を簡単に廃止するのは株主に対する信義に反することでしょう。
慎重に株主の理解を得なければ、コンサの支援者でもある株主の反発や離反を
招いてしまいます。招待券の運営方法に改善の余地があるとは思っていますが、
外から批判される筋合いはないですね。
(誤解を生じないよう付け加えておくと、株主でなくてもボランティアスタッフや
すいか隊、後援会やOSC、 ゴール裏やアウェイ応援などいろいろな形でコンサに
貢献してくれる方々が数多くいるのはうれしいし、皆で「我がチーム」を支えて
盛り上げていきたいと思ってます。上のは出資者だけ取り出した観点です。)
ところで、航空会社の優待券を引き合いに出してましたが、少なくとも
スポンサー様のJALでは株主優待券はいつでも使えるんですよ。
早期割引などが使えない繁忙期でも株主様はちゃんと優待してもらえるんです。
事実に反する根拠を元に堂々と意見しないで欲しいですね。
チケットが即日完売するような試合でも使えるのが優待というもんでしょう。
招待券利用者が溢れてしまったり、整理券引き換えにしたらあまって
空席ができてしまうというのは改善すべき点ですけどね。
それから、「有料入場者で満員の試合には使えない」などとはどこにも書いて
いませんよ。入場者多数の場合は入場を制限する場合もあるとなっていて、
そのとおりに実行してるわけです。この点でHFCが非難されるいわれは
ないですね。いいがかりはやめて欲しい。
次に補助金ですけど、国や地方自治体から補助金をもらっている会社など
数え切れないですね、大企業・中小企業・特殊法人等さまざまですが。
それぞれに補助金の交付理由があって、中には納得のいかないものもいっぱい
ありますね。そんな補助金だすなよっていうのもそりゃありますよ。
でもあなたのセンスはずれてるでしょう。コンサへの補助金に反対なら市・道に
陳情でもすればよいし、コンサへの貸付金の返済を迫るよう陳情する相手も
市・道でしょう。補助金自体には反対しないという割には行政からの支援に
批判的なご様子ですね。HFCはHFCで補助金のお願いをするだけですし、
その立場は石水副社長の考えに集約されるでしょう。私はコンサドーレは
Jリーグ100年構想のモデルにもなれるチームだと思っているし、地域振興、
文化事業、青少年育成などHFCは補助金を受けるのに十分値する存在に
なっていると思っているし、コンサ支援への理解がいっそう広がっていくのを
期待するだけです。もっとも、反対する方がいなくなるとは思ってもいませんし、
補助金に頼らずに経営できるようになる方が望ましいとは思いますけどね。
最後に減増資について述べます。あなたも分かっているんでしょうが、
減資自体には何の意味もないでしょう。見かけ上累積債務は減りますが、
それで経営が改善するわけでもなんでもない。減資したあと十分な追加資本が
得られなければどうしようもない。減資するのは現在の経営で身動きとれなく
なったときに親会社になろうとするところがあればという話でしょう。
清水エスパルスのパターンですね。現在の状態で例えば90%減資した後に
今の大口出資者が10億円増資して債務超過を解消するなんてことなどしたら
HFCは無茶苦茶になってしまいますね。市民クラブとしての歩み、出資して
もらっている数多くの会社からの支え、こうしたものが損なわれたHFCの
未来は暗くなるばかりでしょう。HFCは経営改善を続け、支援の輪を広げ、
これまで通り進む努力をするべきでしょう。
また、増資についてですが、しないですむならこれ以上増資はしたくありません。
増資をすれば債務超過は縮小するけれど、累積債務が減るわけではありません
からね。むしろ増資で得た資金で事業規模を拡大すると、営業収入が伸びなけれ
ば赤字が拡大するだけですから。今期は3億も増資して移籍金などに使って
おきながら収支とんとんというのはすばらしい営業成績ではないですか。
今期をベースに経営計画を練り、改善の努力をするのは健全だと思います。
スーパー銭湯さん以外のご意見にはどれもうなずけますね。いろいろな考え方は
あってもみんなコンサを愛してる。不満な点はあっても、よい部分を見つめ
よりよくしていきたいと思っている。スタジアムには足を運んでいるように
伺えるスーパー銭湯さんからはコンサドーレの総体に対する愛が感じられない。
それが残念だ。