[ コンサドーレ札幌パブへ戻る ]

  • Subject: サッカーはビジネスでもある。
  • From: へっぽこ@獲得原理主義者
  • Date: 2000年3月15日 03:29:08
  • Reply-to: エメルソン選手の完全移籍について By 白い変人

    : さて、デビュー戦で強烈な印象を与えたエメルソン選手ですが、新聞等によるとレンタル移籍から完全移籍に向けて検討するとも言われています。ただし、完全移籍となると現行の年某4,500万から一気に約2億に高騰するといわれています。

    : 現在HFCは莫大な借金を背負っていますが、みなさんはエメルソン選手の完全移籍についてどう思いますか?

    : わたしは、完全移籍すべきだと思います。コンサドーレの為にも2年間は居てほしいです。今後どうなるかわかりませんが、このまま順調に活躍してくれればコンサドーレ人気の復活(スポンサー収入、入場料収入の増加)、また、不謹慎な発言かもしれませんが数年後、札幌から多球団へ移籍となった場合、莫大な移籍金が手に入ることになり元金は返せると思いますし。

    VIVAエメルソン一人を獲得したからといって、それだけで戦力が間違いなくアップするとは言い切れないでしょうし、残念ながら実物を見ていないので何とも言えませんが、
    本当にクラブに必要な戦力だということであれば、完全移籍には条件付で賛成です。
    確かに莫大な赤字を抱えているとはいえ、予算がゼロというわけではないのですし、
    選手はチームの根本なんですから、獲得できるんであれば是非するべきです。
    それに、クラブ運営はビジネスなのですから、「変人」さんのおっしゃるように、
    将来的なリターンが見込めるのであれば、なおさらのことです。

    ですが、私は、サポーター有志の寄付で補強するというやり方には、若干の問題点も
    あると思っております。
    まず第一に、寄付という方法が実際どれだけ有効なのかということです。例えば、
    昨年度も話題になりました後援会ですが、これは(多少の見返りはあるとはいえ)
    サポーターがクラブのために株式以外の方法で資金援助するという点で、実質的には
    寄付のようなものですよね?で、蓋を開けてみれば、目標金額には遠く及びません
    でした(目標金額自体が現実離れしていたといえばそれまでですが)。後援会の
    経験から考えると、寄付という方法で、一体どれぐらいの金額を集められるのか、
    正直、疑問です。
    第二の懸念は、「集まった金がどうなるのか」ということです。2億円集まれば
    めでたく獲得ということでよいでしょうが、その金額に及ばず、さらにクラブ自体も
    獲得を断念したという場合には、寄付で募った浄財は宙に浮いてしまいかねません。
    その際、VIVAエメルソン選手獲得という当初の予定とは違った方向に資金が使われる
    可能性がありますが、それで寄付者の同意が果たして得られるかどうか。「俺は
    エメとVIVAするのに出資したんだから(若干意味不明(^^;;)そうでなければ
    金を返して欲しい」という要求があったとして、その場合どうするのか。
    第三に、果たしてサポーターがそこまでする必要があるのかということです。
    私たちの多くは、ファンクラブや後援会に入り、小銭があれば募金し、
    クラシックを飲み、スタジアムに足を運び・・・と、直接的間接的に
    クラブ運営に協力しております。で、本来、選手の補強は、そうして得られた予算の
    枠内でクラブ側がソロバンをはじいてすることなのでわ?こういう考えもあるかと
    思います。

    で、私が考えたのは、単なる寄付という形ではなく、株式同様に、出資者と出資
    金額を明らかにした上で出資し、もし将来移籍に伴うリターンがあった場合には
    その一部を出資者に還元する(私個人的には、元本さえ保証してくれれば
    それでOK。それで後援会に入るから(^^;;)。で、残った金額を
    クラブの懐に入れる。万一、目標金額に達しなかったりクラブが獲得を断念した
    場合には、希望があれば出資者に返す。こうすれば、ある種の「ビジネス」として
    成り立ちうるので、出資者も安心できる(その結果金も集まる?)し、クラブも
    獲得の目途が立つのではないかと思ってるんですが、いかがでしょうか?

    異論反論、お待ちしております〜〜♪




  • Follow