メンバーは監督も考えがあってのことだと思いますし，チームを一番把握されているはずだということを認識しています。
ということを前提に，一観戦者の感想としては，室蘭市民12さんのサイド攻撃をなんとかしろという意見に賛成！
4バックのシステムは守備に4人をさく，ということではなく両サイドのスペースを有効に使う攻撃的なシステムだと思います。
ところがサイドに展開して攻撃を仕掛けるのは山瀬選手であり，肝心の大森選手は中へ中へと切れ込んでいるように見えます。その結果，左サイドががら空きになり，広大なスペースを今野選手が一人でカバーしているような状況が見受けられます。
一方，右サイドの森下選手はほとんどオーバーラップしません。仙台戦では，ビジュ選手が上がるように指示を出しているのが象徴的でした。
大森選手も森下選手も，どうもエンドラインギリギリで勝負をかけることを好む選手とは見受けられないのですが，どう思いますか？
システムはどうあれ，そこに配置する選手の個性がマッチしていないように思えます。もしくは，システムが浸透していないか。
4バックなら，左は和波選手。右は，酒井選手がいいんじゃないかなぁ。あるいは堀井選手をコンバートする。田渕選手は4バックの申し子のような選手ですが，ちょっと衰えが気になっています。ワンポイントでは十分行けると思いますが。
それともう一つ気になるのは，攻撃に出るときに4バックから3バックに変更することです。逆なら，よくあることですが，この辺がこの新生4バックに私が感じる違和感なのかもしれません。昨年は3バック+ダブルボランチ+両サイド=7人で守っていたのを4バック+ダブルボランチ=6人守備に変更しただけで，4バックの両サイドの攻撃を期待していないのでは？
まぁ，でも仙台戦で少しホッとしたのは，どうやら中盤の4人の連携はそう悪くなさそうだということです。ＭＦ陣は確かにある程度の完成を見ているように思えました。（ＦＷは....，まだ悩んでるねぇ＞監督）
というわけで，にわか評論家談(^^:でした。