白井淳(なつかしの)、石塚啓次、井手口純、林晃平、清水範久。
思い浮かべてみたら、結構な確率で前所属チームに戻ってました。
大森も、本人さえ首を縦に振れば、はるかに好条件でチームが迎え入れてくれました。
洋平も、岡田監督が辞めるのなら、みたいな話をしていました。
例外と呼べる数ではないですね。
今や日の丸を背負う鹿島の鈴木隆行は、外に出場機会を求めて成長した選手です。
鹿島は放出する意思があって、レンタルという形にしたのでしょうか。
ある種の賭けの意識は持っていたでしょうが、鹿島は見事に物にしました。
確か、佐賀も河村もレンタル料は取っていないはずです。
この二人に付いては、フロントは、鈴木のように“化け”てくれることに賭けて出したのだろうと推察します。
その意味で、経験を積ませるつもり、というのは嘘ではないでしょう。現時点では、ですが。見切りをつけてしまう可能性は、もちろんあります。
私にはようやくフロントがフロントらしく働いてくれてるな、と感じられます。
藤ケ谷については、ディドの下に置いておくのが無難、と考えているわけでしょう。
サテライトがないために試合経験が積めないのは、やはりもったいない気はします。
が、紅白戦では、現時点での得点王を相手にゴールマウスを守れるわけでもあるので、サテライト云々は関係ないようにも思えます。
レンタルで戻る・戻らないは、要は本人の意思。藤ケ谷を例に挙げるならば。
[レンタル−出戻り]は決して少なくはありません。
レンタルのケースは様々です。
播戸の北海道への愛着が、地元への愛着に勝ってくれることを、願ってやみません。