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Subject: Re: 不満(長文で私見の塊)
From: がんばれタブチくん
Date: 2001年7月09日 01:21:03
Reply-to: 不満(長文で私見の塊) By ニコラシカ

: あらかじめいっておきますが、私は監督交代とかは微塵も考えていません。

あらかじめ、私もいっておきますが、私は貴殿のご意見をもっと知りたくてこれをカキコするものです。反論はしてますが。

熱く問いかけておられるので、この際サッカーを深く理解するためにも
意見交換の意味で自分の見たコンサの戦い方について述べてみます(お恥ずかしいですが)。

誤解を恐れずあっさりいうと、コンサは中盤の組み立てを省略して、できるだけ相手
ゴールに近いところでプレスしてボールを奪い、そのままシンプルにシュートまでもっていく・・。
そういうスタイルですだと見えます。これって技術や、戦術理解に高度の能力を求められないから
サッポロの選手向きだと思うんですよ。

確かに、左サイドからワンツーを使うことも和波、ゆずきなどでトライしますが、
どうなんでしょうか。技術的にも、全体的にもJ1での伝家の宝刀となるほどの
切り札ではあり得ない気がします。
やはり、サッポロの強さは最小得点でも勝つ守備力が売りです。というか、まずは
そこからでしょう。

実際、うまくプレスをかけ、ボールを奪ってからの、ツートップの決定力、
山瀬のセンタリング等はすばらしいものがあるわけですし。
しかもそのような得点は一試合1,2点が限界だという現実も、堅守を求めています。

ただ昨年は、それでも堅守サッポロとほめられ勝ててましたが、今年はそうではない。
J1では、得点能力がJ2とはやはりレベルが違うようで、守備意識を高めていても
一瞬の隙で決定的な失点をしてしまう・・。それが問題ではないですか。

その意味で、守備陣にハイレベルな危険察知能力を持つデフェンダーを入れることで、
もう一度コンサの守備を安定を図るというのは、自分には合理的選択だと思えます。
華麗な中盤や、技術力のあるサイドとか、欲を言えばいくらでもありますが。
それは、徐々にです。

ところで・・。
: 監督の敗者の弁や、サポーターの皆さんの敗因分析にも「相手に研究されてきている」
: というのがあるならば、何故相手を出し抜くような違う戦い方をしないのであろうか?

: 札幌のシステムは3−4−1−2(オプションの4バックもあるけれども)
: それが今本当にベストの布陣なんだろうか。

確かにそうですね。
それに併せて選手交代も・・、有効かどうかは別として。時間稼ぎかなあ。

: 山瀬の使い方、アウミールの使い方、なんか強引にシステムにはめ込んでいる気がしている。
: そして、その思いを決定的なものとしたのは、大黒をボランチで試しているという。
: 永井さんのスカウティングリポートを見たときだ。

うーん、彼らに合わせた戦術って・・。どんなんがあるんでしょうか。


: 決めた戦術に選手を当てはめていく(コンバート)のと、今いる選手のいいところを引き出す為の戦術をたてる(戦術変更)の違いがどうなるかまでは、自分は理解できていないが、今の札幌は間違いなく前者であると思う。


それは、そうかもしれませんね。繰り返しですが、彼らにあった戦術でアイデアがありましたら、
ひとつご披露していただくと、私も理解が深まるような気がします。


つまり、自分としては「選手に合わせた戦術が現在のスタイルであって、その戦術が
通用しなくなったとしたら、それは戦術というより選手の技量の問題だ」という意見です。

むしろ、なまじっか前半勝ったことで、選手たちがある意味勘違いしていないことを
望みます。もっと、泥臭く、つま先立って相手をつぶしていく気概を望みたい。
ということです。




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