今回のＪ１復帰は、チームとフロント、サポーターがようやく、
本当の意味で一体となって勝ち取った結果だと思います。
結果だけ見ればコンサドーレの独走のように見える今シーズン、
実際には１戦１戦が厳しいゲームの連続だったことを、誰もが
感じているからこそ、このチームをいっそう誇りに思います。
一方で、この頃「このままの戦力・経営体制ではＪ1では通用
しないのでは？」という意見をよく耳にします。
でも私はそんなことよりも、われわれが参入するＪ1そのもの
の将来（存続）の方がよっぽど心配です。
はっきりいって、今のＪリーグはいつ崩壊してもおかしくない
状態…
しかし、私は悲観していません。なぜなら、
「２１世紀のＪ１はコンサドーレが引っ張っていく」
のですから。
いろいろな試練（？）を乗り越え、喜びを分かち合いながら、
ごく自然な形で築き上げられてきたサポーターの組織力は、
決して強豪チームに引けを取らないばかりか、その裾野の広さ
（サッカーに関心のない地元の人からの支持のされ方）でいえば、
間違いなく日本代表並みだといえるでしょう。
「地域に根ざしたクラブ」という、リーグの理想形を真っ先に
実現し、他のチームに影響を与えることができるのは、われらが
コンサドーレしかない、そう思いませんか？
来年からはその点を常に意識しながら、
「熱く、賢く、我慢強く」サポートしていきましょう。