: 昇格ムードに水をさす人ですねー。
私だって昇格はとても嬉しいです。しかしながら、昇格して喜ぶ事はどのチームで
もできますので。こういう時こそ、浮かれているばかりではなく見え隠れてしてる
問題を考えていかなければならないときだと思います。
: 現在の札幌の平均観客動員数はJ1平均を大きく上回っています。さらに、98年
: Jリーグにいたときは、ジュビロ、エスパルス、レッズなどともに、観客動員数は
: 上位の方でした。
はい。たしかにマスコミもJリーグ熱低迷の中で立派なものだと誉めていたのも記憶
にあります。熱心なサポーターが応援している姿も競技場で見掛けており、本当に頭
が下が思いであると同時に、あの雰囲気は大好きです。
: です。いくら180万都市札幌とはいえ、名古屋、横浜や、首都圏の全国的クラブ
: (レッズやアントラーズ)、にくらべれば、ほぼ北海道民中心のコンサドーレが、
: 観客動員数で上位なのはひとえに、サッカー好き、コンサ好き、一般企業の方々、全
どうでしょうか?
北海道以外の地域では、電車で少し足を伸ばせばプロ野球も観戦できる地域が多く
あります。北海道にはプロスポーツとしてコンサドーレ札幌しかないので、今の人
気に至っているのではと思います。
例えば、地元の商店街とかを見回してみても、コンサドーレ昇格おめでとうの垂れ
幕さえ見えない、サッカー好き、コンサドーレ好きしか集まらないところだけで地
域密着しているだけのようなきがするんです。
近々西部ライオンズが、札幌ドームを準ホーム球場として多くの試合を行う事が予
定されているようです。もし、そうなった場合に本当にコンサドーレに支援する人
の数が年々増加していくかどうか心配です。
: ての力です。でもまー言いたいこともわかりますが、来年はホームゲーム17000
: 人は十分可能な数字だと思います。コンサドーレ好きと一部の企業の方とおっしゃい
: ますが、ご存知ないとは思いますが、最近では市内の多くの小学校、中学校のサッカー
: 部、少年団等のクラブでは、コンサドーレは子供達の憧れの的です。アウェーB席に
対戦相手が人気チームであれば、17000人は超えることはあると思いますけ
ども、対戦相手が成績低迷チームであっても今年以上の入場者を確保できるかは
入場料の値上げの絡みもあり疑問です(厚別競技場での試合の場合)。
: いけばわかると思いますが、生徒達が自分達の意志でまとまって見にきているのです。
: 私の教え子も良く見に行っています。私達指導者からみても、プロのサッカーを身近
: に見れることは、いろいろな意味で、大変良いことだと思っています。現在観客の多
: くは札幌市内の方が圧倒的に多いです。
圧倒的に多くてあたりまえですよ。少なくともコンサドーレ「札幌」なんですか
らまず札幌市民が支援してあげなければなにも始まらないのです。いままでの事
を冷静に考えてみて、数年前に興った新しい文化の為に極当たり前の事をしてい
るのにも関わらず、自画自賛し合っているだけのような気がします。
外から見れば、Jリーグの人気が低下しているのに札幌の人気は素晴らしいと見
えているのではないでしょうか?
: 厚別が満員になったことがないとおっしゃいますが、今年は2回あります。満員で
: 入場制限もありました。入場できない方がいて、問題になったこともあるのですよ。
そうだったのですか、無知すぎました。
それが毎度毎度の事になれば、本当に素晴らしいことですし、日本で有数のサ
ポーター集団になると思います。
: J1にあがれば、もっと満員の試合が増えるはずです。まず、来年の開幕戦は間違い
: ないでしょう。
無理を承知ですが、開幕戦がドームで行えれば3万人は集まるかもしれませんね。
: ただ、おっしゃるとおり、まだまだこれからのチームです。実績もまだありません
: し、サポート体制もいまひとつです。ですが、全国的に見ても、J2でも市民からこ
そうですね。累積赤字のせいで何かをしようとしてもあまり大胆なことは行えない
という問題はありますが、熱意だけではそう簡単にお金は動きません。最低限の支
援として、競技場を満席にするぐらいの決意がなければ、いつまで経っても公的資
金に頼らなければ生きていけないチームとなってしまうと思います。
: んなに愛され、地域に密着し、北海道の希望と言えるクラブはJリーグをみわたして
: もそうはないはずです。まだ創立5年程度のクラブです。その割には大変立派だし、
: われらの誇りと言えるチームだと思います。
今年の昇格、優勝ととても嬉しいことですが、はやく今の状態を脱却しなければ
もう、今年のようなコンサドーレは一生見れなくなってしまうかもしれません。
だから、はっきり言います。今のコンサドーレは、難病の大手術に成功して安堵
感が広がっていますが、この先合併症など幾度も越えなければならない事が山積
しているのです。患者を勇気づけるのは家族の献身的な看病しかありません。そ
の看病こそ、競技場への入場者増加だと思っています。
素人考えですが、来期は今年のように上位に食い込むことは難しいでしょう。
最低でも、今年のFC東京以上の成績を残さなければ、新規スポンサー獲得は
無理だと思います。その補填という意味ではありませんが、単純計算で5千人
入場者が増えれば、
\20,000 × 50,000人 = \10,000,000 (年間 1億2千万)
年間で、一億円を越える収入増が見込めます。
前回のJ1では失敗しました。今回のJ1挑戦でサポータも今までと同じ事をし
ていては駄目です。そろそろ、目を覚ましてより強力な支援態勢を築いていくし
かなとおもいます。しかもそれは、競技場に足を運べばいいだけなんです。そう
です、簡単なんですから。