: 昨日、室蘭まで行って生観戦してきましたが、
: いや〜、今年の札幌、昨年とは全く別のチームですね。
: 「DFラインから吉原君への縦ポン一発」しかなかった昨年とはうって変わって、
: 中盤でもしっかりタメが作れて、サイドあり中央突破ありと攻撃のバリエーションは
: 確実に増えてますね。守備面では、すでに他の方も指摘されているように、ビジュが
: 交代したあたりから中盤を支配されてDFラインがズルズル下がっていくという
: 悪い癖も出ましたが、前半はラインを高い位置に保ち、中盤で積極的にボールを
: 奪いに行くという戦法がハマッていたように思えます。
: それにしても、野々村くんはいいですねえ〜(^^)。コーチング、空いたスペースの
: カバー、攻撃の起点作りと、大車輪の活躍でした。新加入戦力としては、どうしても
: VIVAエメの活躍に目が行きがちですが、ボランチというポジションの
: 現代サッカーにおける重要性から鑑みても、野々村くん獲得もエメに匹敵するぐらいの
: 大当たりなのではないかと勝手に思っております。
昨日の室蘭(3/30)でも開幕の鳥栖戦に比べるとまだまだでした。やはりエメルソンとは播戸のコンビが一番ですし、攻撃参加を考えると3バックには大森が(守備に関しては小松崎でも十分ですが)適任かなと思いました。ただし開幕戦に比べると伊藤優津樹は格段に良くなっていまして、これからが益々楽しみになりました。まぁエメルソンと播戸の最強2トップは5月の厚別までお預けですね。
: とはいえ、あまり浮かれてばかりいると足元をすくわれるので、一つだけ
: 心配材料を。ご存知の通り、今年のコンサは失点ゼロということで、これまでの3試合は: すべて「先行逃げ切り」というパターンで勝利しているわけです。
: で、一つ興味(?)があるのが、「先制された場合に逆転するだけの底力があるか
: どうか」ということです。こちらが劣勢に立たされた時、試合を自分たちの
: ペースに持っていけるかどうか。これが、今年のコンサを占う試金石に
: なると思います。
確かJFLで優勝した97年も今年と同じパターン(開幕から3試合連続完封勝利)で連勝して同じく連勝を続けていたフロンとホーム(室蘭ではなくて厚別でしたが)で対戦して97年シーズンで始めて先手を取られながら、今や伝説となったバルデスのハットトリックによる奇跡の逆転Vゴール勝ちして優勝に突っ走ったのでしたね。
ここで実は今年も同じような事態になる可能性があるのです。それは多分コンサと同じく開幕から連勝を続けているであろうレッズがコンサのホーム室蘭で4/9に対戦するのである。しかもレッズの監督は97年のフロンの監督だったカズヲ・サイトー。この試合で今季始めてコンサが先手を取られたときに逆転勝ちできるか。私は密かに注目しています。