: 三十分三セットの試合で
: 第一セット 0-0
: 第二セット 0-1
: 第三セット 0-1
: 合計 0-2
: の敗戦でした。
: 詳報は後で。
道スポ、日刊、スポニチからのまとめです。
第一セット先発
深川 エメルソン
アウミール 野々村
伊藤 ビジュ 村主
大森 古川 森
藤ヶ谷
試合終了時(フォーメーションは自信無し、4バックなのかも・・・)
桜井 河村
山瀬
村田 中尾 田渕
小松崎 古川 大野
井上
(第二セットでエメルソン退場、10人に)
ヴェルディのメンバーは不明ですが、代表の中澤、米山を除いてほとんどベストメン
バーだったようです。
第一セットはお互いにレギュラー組のぶつかり合い。
中盤でスペースを消し合い、お互いになかなかチャンスらしいものを作れずにいまし
たが、どちらかと言えば札幌が優勢気味に終了。
アウミールからFWへの球出しも形になりつつあるようです。
守備は機能してヴェルディのシュート数を三本に抑え、崩されたシーンは皆無。
第二セットの9分、古川が金のマークを外した隙を見逃さず、岩本のパスをヘディン
グで決められて先制点を許します。これはポジショニングのミスで、修正可能である
ということでダメージは少なかったようです。
20分にはエメルソンが危険行為で退場します。
第三セットからは、ルーキーの三人が練習試合に初登場します。
このセットでの失点は、人数の少ない所にカウンターを決められたものでした。
負けたとは言え、監督、選手のコメントは揃って前向きなものでした。
監督は、第一セットの出来には満足、第三セットもルーキーの多い中で10人の数的不
利でヴェルディ相手に頑張れた事で、課題を見つけつつも一定の満足には達したよう
です。
また、森、大森のDF陣からは、システムへの手応えが感じられます。
二点を取られたとはいえ、システムをズタズタにされたのは90分を通して無かったの
が各紙とも好評価でした。
新DFシステムの概要は
・前線との距離をコンパクトにし、ラインは平行を維持
・マンツーマンは取らず、三人がゾーンを受け渡しする形
・ボランチ、ウィングと協調しつつ、中盤のスペースを消す
というもので、要するにトルシエ代表のシステムと似ていますね。
代表のはマスコミによってやたらと「フラット」「オフサイド」が強調され過ぎていますが、実際には五輪代表は最後はそれほどこだわらなくなっていましたし。
ただ、トルシエのシステム程、フラットへの意識は強くないのでしょう。
村主を右ウィング、伊藤を左ウィングというと、イメージは確かに代表にかなり近い
ものが出来上がりますね。
DFには大野も試合に出てきましたし、あとは名塚の復帰だけですね。
選手達の守備への自信は深まって、これからは攻撃の熟成が、チームの共通意識とし
て出来上がっているのも好感度が高いです。
練習試合は残り二つ、いいものを掴んで帰国してほしいですね。