今日の日刊スポーツに、興味深い記事が出ていました。
明日のトヨタカップで、チャンピオンズリーグ覇者のマンUと対決する、
リベルタドーレス杯覇者パルメイラスの「スポンサーとの共同経営制度」。
なんでも1992年に、自国イタリアではパルマのスポンサーでもある乳製品
会社パルマラットと共同経営の契約を交わし、選手および監督獲得、移籍、
年棒等の人事権を与える(もちろん協議&合意のうえ)代わりに毎年定額
の援助を行う。もし必要な戦力補強であるとの合意ができれば、それ以外
にも資金が提供されるそうで、そのお陰でヨーロッパに流出しがちだった
代表クラスの選手もどんどん獲得できたそうな。
日本では「金も出すが口も出す」スポンサー=サポーター無視、経済効果
のみ重視みたいに思えちゃうけど、パルマラットの場合はそうじゃなくて
クラブの「良いパートナー」だとのこと。それで、明日のトヨタ杯でもス
ポンサー名入りのユニフォームをそのまま使うことが認められたそうです。
Jの理念からいくとそれよりも地域のサポーターによるソシオ方式の方が
理想的だとは思いますが、コンサドーレのようなひよっこチームの場合、
まずは経営安定のため、スポンサーの経営参加っていうのもあっていいの
では?なんて思います。たとえばコンサドーレ“サッポロ”さんとか…