: 99年の最終戦も惨敗に終わりました。結果はさておき、今日の試合後
: 仙台スタジアムではベガルタの社長のファンへの感謝の挨拶、清水監督の
: 挨拶、デゥバイッチ選手の挨拶がありました。これって当たり前のこと
: だと思いますが、先週の厚別では何もありませんでした。なんとなくサンクス
: ウオークが始まりそれで終わり...当たり前の事を出来ないチームが勝てない
: のは当たり前なんです。
「当たり前の事を出来ないチームが勝てないのは当たり前なんです。」
というBSさんのコメント、まったくその通りだと思います。
http://www.nikkansports.com/news/soccer/j/frontale2.html
こちらに、川崎Fの今期の軌跡が載っています。川崎も、成績だけ
見れば楽勝でJ1に上がったかのようですが、決してそうでないことが
分かります。
不振の序盤で監督を切り、松本育夫監督に交代。
松本監督にとっては25年ぶりの監督就任です。
就任初試合(4/18、コンサ戦)では、
>この日、試合前には選手を集めてベストセラーの「五体不満足」(乙武洋匡=おとたけ・ひろただ著)
>の話をした。「自らが精いっぱい生きる努力をしているから、周囲も手助けしてくれる。著者は24時間
>闘い続けている。君たちも2時間(試合時間)でいいからチャレンジし続けろ」。松本監督自身は198
>3年(昭和58年)静岡県内のガス爆発事故で生死の境をさまよい、左手の指を4本失った。こうした話
>で選手たちの気持ちを高めた。
ということもあったそうです。
また、大勝の試合のときはそうでもありませんが、
ギリギリの内容の試合のときには、社員選手で月給30万にも満たない
久野選手が頑張っています。
省みて、今期のコンサはどうだったでしょうか?
勝つための意識を選手も監督もスタッフもフロントも統一して持てたとは
とても言い切れない状況だったのではないでしょうか。
岡田監督も、あれだけのサポーターに対し、ろくに挨拶もなし。W杯のトラウマ
だか知りませんが、口先でなく態度や結果で感謝の気持ちを見せてほしかった。
そろそろ契約更改の時期ですが、「勝つために当たり前」なことを
してほしいものです。個人的には、一部の控え選手以外はほとんど
残すべきだと思ってます。監督も心情的には反対ですが残してもかまいません。
でも、A級戦犯ははっきり切るべきだと思います。例えば、
・石井さん
降格時に監督代行で指揮を取っていて、今年はコーチ。
岡田監督の「選手を把握しきれなかった」発言の原因は彼にもあるのでは?
・一部のフロント
シーズン中に選手のモチベーションを下げる発言を繰り返した。
破綻した状態の経営になんら有効な手段をとれなかった。
反省のないチーム、経験を生かせないチームが発展することは決してありません。
今期のコンサはきっちりそれを実証してしまいました。逆の形が川崎Fだったのでは
ないでしょうか?