: 木村和司さんの、先日のラモスの引退試合についてのコラムの中に、印象的な言葉がありました。
: 「おまえ、何人お客集められる?」と、当時の読売クラブの選手はよく言っていたとか。
: 要するに、「自分(たち)のプレイでどれだけの人が呼べるか」がプロにとっての命題なんだと
: いうことでしょうか。
: 一度試合を見た人が、またそのチーム、その選手を見たくて次の試合にやってくる。
: その面白さをもっとたくさんの人に知ってもらいたくて、これまで見たことのない人を連れて行く。
: 観客が増えれば、その期待に応えようと選手も頑張る。ますます見に来る人が増える。
: その繰り返しが、安定した観客動員につながる。
: '97のコンサドーレは、まさにそんな感じでした。(厚別不敗神話もそれを後押ししました)
: 正直言って、今年のコンサは「こんなサッカーやってたらサポーターに見放されちゃうんでは」と
: 心配してしまう試合がいくつもありました(勝ち負けには関係なく)。それでも1万人入るなんて
: サポーターは甘すぎるんじゃないか、という意見も否定できないな〜と思いました。
: しかし、それからコンサは確かに変わりました。華やかなプレイは見られなくても、闘志あふれる
: がむしゃらなプレイが増え、チーム全体から「勝ちたい」気持ちが伝わってくるようになりました。
: こういう試合を続けていけば、昇格と並ぶもうひとつの目標も実現するかもしれないと思います。
: 厚別2万人。
: J2だからって、決して不可能ではないはずですよね。
フロンタ−レは等々力での対コンサ戦で1万人観客動員を狙っているようですよ。