コータ発言を契機に、いろいろと議論が起こりそうな気配ですが。
コータがいちばん言いたかったのは「選手〜スタッフ〜フロント
3者間のコミュニケーション不足、意識の不統一」だと思います。
'97〜'98の、デ−ペ−マ−バを軸にした贅沢なスタッフィングに
対し、今年の戦力補強はどうひいき目に見ても格落ちして見えまし
たが、J2でのリスタートには適正だったといえるでしょう。
(どちらかといえばスタッフの顔ぶれの方が圧倒的に豪華?)
ただ、ここまで見ていて気になるのはやはり選手達のおとなしさ、
岡田さんの外面的な淡白さ、そして戦力補強のちぐはぐさ…
なんだか、お互いに何か遠慮しているようにも見えるし、明確な
ビジョンを持たずに外国人選手を「お試し」で獲ったり放したり
してるように見えるし。そのへん、ずーっと疑問に感じながらも
ここまで来てしまったことに対する危機感が、ようやく当事者の
口から語られた、ということではないでしょうか。
それに対して、われわれサポーターも「変わらなきゃ」と思うこと
は、全然間違っていないと思います。
ただ、それが「公然とフロント批判をしよう」とか「昇格できなか
った場合の岡田監督に責任の取り方をはっきりさせよう」とか、
「公金による支援に待ったをかけよう」とか、そういうネガティブ
な方向にだけ走ってしまうのは、自殺的行為だと思います。
チームの危機に際して、サポーターがどう行動すればいいのか。
エスパルス、フリューゲルス、レッズ(今年は修羅場…)etc.
彼らの事例から、学ぶところはたくさんあるはず。幸い、他チーム
サポの中にもコンサシンパは多いみたいだし、もっとオープンに、
いろんな場所で情報&意見交換できるはずですよね。
「いい子ちゃん」サポだって、やる時はやる。言う事は言う。その
積み重ねなしには、サポーターだって強くなれないと思います。
(北海道人は「北海道人をなめるな!」という気持ちが弱すぎ!)