まだ確定ではないようですが、吉原 宏太選手が負傷した中山選手に代わって、
南米へいくかもしてないとの早朝のニュース。もちろん嬉しいんですけど、
いやぁ〜な記憶が同時に蘇ってきました。
それは、去年の入れ替え戦。
順位点がないコンサは、2ndステージの健闘もむなしく、入れ替え戦に送られ、
室蘭の悲劇を迎えました。
手元に正確なデータはありませんが、観客動員数はリーグの平均以上であり、
雪で厚別競技場が使えないこと、内地のチームは国立競技場などを
使っていること、などを加味すると、コンサのJリーグへの貢献は相当な
ものであったハズ。そして、入れ替え戦には当初、観客動員も考慮したシステムを
検討していた・・・と、聞いていましたが、
現実はそんな形にはさっぱりなりませんでした。
今年のJ1の試合、観客動員数を見て、あえてどことはいいませんが、
あれっぽっちしか入らないチームがJ1に残っているのかを思うと悔しくて
たまりませんでした。
今年。
吉原選手がコンサのエースから代表のエースになるのは、望ましいことです。
本人のためにも、コンサのためにも。でも、エース不在でチームがつらくとも、
昇格があやうくなっても、チームの存続が危うくなってもいいのでしょうか?
クラブチームがあっての、リーグではないでしょうか。
吉原 宏太という、コンサドーレが、北海道が育てた代表のエースが活躍するのは
喜ばしい。でも、J2の日程は、代表の日程を考慮したものではありません。
南米に宏太が行けば、いつ彼は帰ってくるのでしょう?そして、最終予選にも
彼が召集されたら、コンサは終盤の大事な時期をエースなしですごすのでしょうか?
入れ替え戦の時のように、アンフェアなシステムでコンサがどんどん
窮地においやられていくようで不安でなりません。
宏太の活躍で日本が最終予選を突破しても、その一方で、
コンサが昇格できなかったら・・・。私は、サッカー協会を恨まずには
いられないと思います。