私が札幌を訪れた目的は、試合そのものを観戦するためではない。
札幌は、参入決定戦を含めた、今後の戦い方ををよく考えて欲しい。
重要なことは、勝ち星を多くして、1つでも順位を上げることである。
自力で市原を下して、少しでも有利な条件で参入決定戦を戦って欲しい。
フロンターレ戦を回避するために、わざと順位を落とすなど、愚の骨頂である。
市原が参入決定戦に引きずり込まれると、U-21の代表入りを固辞するらしい。
空いた席に、札幌の選手が代わって入る可能性がある。
その場合、間違っても辞退してはいけない。
石井監督が本気で辞退したいと考えているのであれば、無能と言わざるを得ない。
J1/J2の入れ替えは、参入決定戦の結果がもちろん重視されるが、
他に「チーム事情」も考慮することになっている。
ここで言う「チーム事情」とは、「地域の支援体制」や、「経営状況」のことであるが、
参入決定戦に臨む姿勢も、当然考慮される。 Jリーグ構想やJFA規範も重要である。
「経営状況」は芳しくないようだが、このご時世だし、札幌は選手の総数や年俸を
抑える努力をしていることは知っている。
「地域の支援体制」や、その結果としての「応援の熱意」は、先日再確認できた。
ファンは皆、貧乏を誇るように「缶バッジ」を付けている。 私は満足した。
お土産として「吉原」という名前のお菓子を置いていくので、よく味わって欲しい。
自チームの利益を優先して代表を辞退するチームと、代表を輩出し、快く送り出して
参入決定戦を戦うチームとでは、どちらが「FAIR PLAY」であろうか?
つまり、仮に参入決定戦に勝ち残っても、J2へ落ちる可能性があり、
逆に、参入決定戦に敗退しても、J1へ残る可能性がある。
問題は、残り試合の戦い方である。
チェアマンが、こんな偏った意見を述べる筈は無いな。 (^e^)