「してもらう」のではなくて「できること」を
edoさんが書いてらっしゃる内容の骨子は次のようなものである,と私は読みました。
この理解が誤っていましたら,ご指摘をお願いします。
・一部の者の間で決めた約束ごとは,その内部の者にしか通用しない
(他の人を拘束する力はない)
・開場待ちの列をめぐって来場者間に混乱や争いが起きないよう,
配慮・管理する最終的な責任は,ゲームの主催者たるHFCにある。
それを前提にしての意見です。
この2点に関して,edoさんのおっしゃることは,まったくそのとおりだと思いますし,
最終的に行き着くのはHFCの登場しかないのだろうと私も思います。
しかしそれでも,私は,今すぐに「HFCに場を管理してもらうべきだ」とは
思いたくないのです。
もしHFCに管理を委ねるとすれば,例えば,ドームで禁止されている(周辺住民の迷惑になる)
泊まり込みをしてまで順番待ちをする人が出ないよう,2〜3日前からHFCが見張りをするとか,
当日の開場待ちの列で横入りする人がいないよう,
今までの開場待ち列の整理よりも相当早い時間帯から
HFCのスタッフが列の整理・管理をする,というような手当てが必要になります。
そしてそれは,当然ながらHFCの労力負担を増やすことになり,
試合運営の経費に跳ね返ることになります。
できればそのような事態を避けつつ,混乱も招かないような良い方法を
サポーターが自主的に探せないでしょうか?
理想論だと思われるかもしれませんが。
(edoさんが指摘しているような「一部の者の取り決め」も,
その人たちが一部の内輪の利益を守るため「だけ」にしたわけではなく,
なるべくHFCに負担をかけずに自分達でできることは自分達でやろう,という
動機からなされたものだろうと思っています。)
並び方についてサポーター間の共通理解をもつために,広く議論して,
みんなで知恵を出し合いませんか。
どのような方法がよいか検討するときに考えなければならないポイントの中に,
次のようなものがある,と私は思っています。
・仮に,ネット上やサポーター集会や現場などで何か「合意事項」ができたとしても,
ネット環境にない人や,その場にいなかった人や,これから新しくサポーターになる人など,
合意内容を知る機会のない人,合意の形成に関わっていない人は必ずできる。
その人達に取り決めの内容を強制することは決してできない(edoさんと同旨)。
けれど,なるべくそのような人も巻き込んで,さらに広がっていけるような
ルールが望ましい。
そのためには,新しく現場に来た人にも分かりやすくて公平感のある「ルール」
でなければならない。
・「ルール」の実行が容易であること。
例えば違反者の監視が必須になるなど,一部の人の負担が重くなるような方法では
長続きしないので。
また,あまりに厳密すぎるルール(家族も一緒に見れなくなってしまうような)
だと,結局守れない人が多くなって,ルールが無に帰してしまうおそれがある。