議論を巻き起こしたわんわんです。
挑発的な発言で気を悪くされた方がいらしたと思いますが、最近の「招待券バッシング」に対して、「ちょっと待て」という気持ちがあったものですから・・・。
昨年の今頃を思い出して頂きたいと思います。
J1切符を手には入れたものの、エメルソンの完全移籍のためには2億円必要ということで、「来年(今年)はエメ抜きでは一年でJ2戻り」という雰囲気の漂う中、苦肉の策として飛び出したのが持株会の増資案でした。
それに対し、我々サポは何とかしなければという思いから、何とかかんとか目標の2億5千万円を集め、今年のチームの強化費を捻出したのです。
何といっても、不景気一色の道内の一般家庭にとって、一株5万円とは非常に大きな額です。本当によく集めたものだと感心しましたし感動しました。
私も自分自身では(財力に)限界があるので、周囲の人を勧誘して自分を含めて10株さばきました。その中には、就職して初めてボーナスをもらった後輩や、コンサの試合を一度も見たことのない知り合いや会社の同僚なども含まれます。
そういう人のことを思い出すと、「招待券がコンサの経営を圧迫」という最近の論調に憤りを感じずにはいられません。
コンサにドロドロの私みたいな人はともかく、そうでない人も持株会の中にはたくさんいるでしょう。そういう人たちのおかげで洋平、森、大森を完全移籍させることも出来たわけだし、もう少し感謝してもいいのではないでしょうか。
私は招待券が悪いとは思っていませんし現状通り(年2枚配布)でいいと思います。
ただし、
・試合の1週間前頃まで優先枠(厚別で1000枚、ドームで2000枚程度)を設定して事前に引き替えてもらう。それ以降に余った分は一般に売り出す。
これだけで、ずいぶん無駄が省けると思います。
また必要のない人は、自動的に施設や幼稚園に自動的に寄付するシステムを作ってもいいと思います。それに不要と思う方は破って捨ててもいいし。
私は主にファン層拡大と称して、一度も試合を見たことない人に配ってます。ただ券だともらう方も気軽にもらえることもあって非常に重宝しています。それ以降ハマった人は何人もいますよ。
今年はドーム元年ということもあり、どういう訳かやたらとお客が入っていますが、私は来年以降は続かないと思ってます。実際に厚別の試合では満員にならないのですから。
今のうちに、もっともっとファン層を拡大していかないと絶対に先行きは暗いです。
札幌市民(子供からお年寄まで含めて)170万人のうち厚別で1%、ドームで2%の人間が集まらないと満員にならないのですよ。
ただでも何でもいいから、一度競技場に足を運んでもらって、1人でも多くのリピーターを作らないと。それに選手だって満員の中で試合をする方がいいでしょう。
確かに最近のチケットの争奪戦は過酷であり、招待券は目の上のたんこぶなのでしょうが、もうちょっと大らかに見守って下さい。