「“安易な”値上げ」に反対なのは誰しも同意する所です。
で、果たして何が安易で何が熟慮の結果なのか。
スポーツ・ショー・ビジネスをしているのですから、見せ
てなんぼの商売です。経営の大前提は、入場料収入でしょう。
ほぼ、満員に近く入って赤字になるのなら、経営努力が不
足しているのは明白で、どこにその間違いがあるかというと、
入場料設定に決まっているではありませんか。
それが最後の手段なのではなくて、真っ先に考えるべき所で
しょう。
** 寄付金を集めればなんとか、という発想こそが、安易
** なのです。
とはいえ、ここでの話は、何でもかんでも、入場料値上げで
かたを付けろという話ではなくて、厚別とドームが同じ値段
で良いのか?というだけのことです。
仕入れ値が違い、経費が違う商品を同じ値段で売るのが、ま
ともなビジネスマンのやることではない、という所にフォー
カスがきています。
私はサッカーファンというわけでもなく、熱心なコンササポ
でもない。強いて言えばコンササポのファンなのでありますが
これからの試合は、レッズと、セレッソの試合だけのチケット
を買ってあります。
厚別は寒そうだし、雨が降っても、霙が降っても厭です。それ
ほどまでにして見る気はありません。
そんな、私からすると厚別と同じ値段で観戦出来ることが申し
訳ないような気分です。
キャビア弁当をイクラ弁当と同じ値段で売る弁当屋はいずれ倒産
すると思いませんか?