[ Follow ] [ コンサパブへ戻る ]

Subject: Re: アンビシャス上場の意義
From: 武田
Date: 2001年9月01日 08:03:39
Reply-to: Re: アンビシャス上場の意義 By スーパー銭湯


: いま行政に望むのは、国鉄やNTTのように事業としてきっちりと自立させ上場させる
: ことであり、株式会社に投資した税金を回収しその資金を住民に役立てるようにする
: ことである。厳しい経営体制を求めるのはそのためだ。

 以前、イギリスのプレミアリーグのチームの株式の公開が話題となりました。確かに株の公開をすれば資金調達も楽になるでしょう。ただし株の公開には、株の購入者にとってのメリットが必要です。それは、株の配当であり、転売時の利益です。

 HFCの場合、累積債務が非常に大きいことがまず問題となります。現状では、サポーター以外の人が株購入することはないでしょう。
 またアメリカ大リーグのようにサッカーチームが投機目的で運営されることが、サポーターにとって良いこととは必ずしも思えません(転売による本拠地の変更等)。
 またコンサドーレの場合は、他のチームと異なり運営費を圧縮しているため、多少資金が潤沢になっても、累積債務の償還(北海道の札幌市から5億円ずつ10億円)とチーム運営費に回されるのではないでしょうか。
(出資により、集まった資金で債務償還する形です)

 北海道と札幌市は、債務償還が終了しなければHFCへの役員派遣は続けると思いますし、その必要性があると思います。
 債務償還が終了後に、北海道と札幌市の出資した株(1億5千万円ずつ)の転売も話題に上るでしょう。


Follow