その2。
: : : : ということで、「地域振興が不要だ」という主張は、説得力がありません。
(長いので中略)
: 「地域振興が不要」を否定するために、流出云々って根拠を持ち出してエラソーなごたく並べたの啓さんじゃないのさ。つっこまれて、「主張したかったわけではない」「これ以上説明ない」って逃げるなんてどいう了見なのさ。自分で云っておきながら、窮するとこれかい。呆れてしまうね。それこそ、啓さんの言葉をお借りすれば「説得力な〜いじゃ〜ん!!」よ。
この道筋からは簡単に結論を導けないので、別な方向からアプローチをとりた
かったのです。が、その前に、反対の理屈は無効にしておきたかった。
言われて窮したわけでなく、最初からその方向で考えていたので、これ以上突っ
込まなかっただけです。悪しからず。
が、仕方がないので少し突っ込みます。
: : : みなさんのお好きなJの理念で云うならばホームタウンは札幌なんですよね。
河内さんは、私の個体識別はできていらっしゃるようで、ありがたく(これは
本当にありがたいことなんです)思っていたのですが、私は「札幌に限らない」
と主張している立場であることは、理解して頂けていなかったようで。
# ひみつさんも「北海道の」と書かれていますよね。
今回は、札幌限定でも展開できるので、札幌かどうかはひとまず置いて…
: : : 札幌にコンサがあっても北海道からの流失がストップできるとはとても思えませんけど。
そうですか? 例を一つあげるので考えてみてください。
進学希望の高校生のA君が、例えば北見に住んでいたとします。
彼は、北見在住のまま進学するでしょうか?
道外か、札幌近郊の大学、専門学校に行こうとしませんか?
実際、私の妻や、友人の何人かは、高卒後、札幌に来た人間です。
なぜ、彼らは地元を離れるのでしょう。
大学を出たA君は、本州、それもできれば東京の会社への就職を希望します。
なぜでしょう。
彼らが、せめて札幌にとどまれば、北海道全体から見れば、流出を抑制できま
す。水際は札幌なんです。だから、栓は最低限、札幌にあれば良いのです。最
低限ね。
で、流出する理由ですが、地元になくて、札幌、東京にあるものを求めている
ことは想像に難くないでしょう。「地元になくて流出先にあるもの」にプロサッ
カーチームを挙げる人は、今は殆どいないでしょう。でも、もしサッカーが文
化として定着してしまって、北海道にだけなかったら?
今はそんなに役に立っていないかもしれません。が、「乗り遅れるたら…」と
考えると、無視できない。そう言う状況だと思います。