: 昨日HFCから来年度以降の経営改善計画が発表されました。
: それによると、
: ・収入に見合う範囲での支出(当たり前じゃ、ボケ)
: ・後援会や経済界など支援体制の拡充
: ・運営のスリム化
: を掲げ
: ・小学生や幼児対象のサッカースクールやファンシーショップ(やっとかよ)
: ・飲食店開設
: など新たな収益事業(おい、金取るんか、サッカースクール)も検討中とか。
: 次に本年度の決算見込ですが、赤字は三億三千二百万円(なんでこうなるの?)に達する
: そうです。
: これに対し、来年度予算では、人件費を四千九百万円、試合運営費を四千三百万円
: 削減し、
: 収入では広告料を本年度より「一億六千万円」増見込み、「札幌市や道からの援助」
: も含めた相変わらずの皮算用予算で、
: 「単年度黒字一億一千万円」を見込むんだそうです。
: (以上道新から)
: ・・・はあっ、もう徹底的な官僚体質だよな。北海道開発庁頼りの道庁の体質そのまんま。
まあこうなる事は目に見えていたけれど、当初の予定から半月以上遅れて発表した内容がこれじゃあねぇ…。経営改善計画なのだから抽象的な内容よりも具体的な中身の方が大事
でしょうが、それにはまずトップ(社長・常務等の取締役)自らがどれだけの事をできるかを
示さなくては周囲は納得しませんよ。今いる内勤の職員を半分以下にするとか(普通の企業なら削減対象はまず内勤の人間からです)、社長以下の取締役の給料を半分以下にするとか(岡田監督が自ら減棒を申し出た事をトップはどう考えているのか)、社長自らのクビを差し出すかわりに公的支援を願い出るとか、その程度の事を言わなければならないでしょうが。私もサッカースクールを収益事業に挙げているのは悪い冗談かと思いましたが、大体HFCに公的支援を行う根拠の一つに北海道のサッカー事業の振興を行う(無論、無償で)という名目があるのだから、自らその根拠を否定してどういうつもりなんですかね。
: だいたい道営競馬と赤字の増える機序が一緒なんだよな。
: 「馬券売り上げ前年度プラス10%」とか絶対不可能な目標上げて、それに見合った支出
: 組むから、あんな赤字になるんでさ。「バランスシート」も作ってないんじゃないの。
: せめてさ、一気に黒字一億も出すような皮算用しなくてもいいからさ、一千万でも
: 黒字出せるようにしてくれれば取り敢えず認められるのにねえ。
役所では民間企業が普通に採用している複式簿記ではなく単式簿記を採用しているそうだから「バランスシート」なんか作ったこともないでしょうし、田中社長も存在すら知らないでしょう。
: でも、浦和、市原、福岡、セレッソ、ウチといろんなサポのサイト見て廻って、どこも
: 「うちのフロントは日本一無能」とか変な自慢しているのは、滑稽だけと笑えない・・・
: でも、一番凄い事になってるのは、仙台かな。
: なにせうちが「しっかりしている」事になるらしいし。
: (詳しくは下を参照)
福岡とか仙台とか今季の単年度黒字を出せたチームのフロントは「赤字を垂れ流すだけの札幌と一緒にするな!」と腹の底では思っているでしょう。