降格して5年、長い戦いの果てに辿りついた次節京都戦
2年の迷走、3年間の成長を見守り耐えた日々は、残りの2試合へ繋がっていた
選手の殆どが入れ替わり、一緒に応援していた仲間さえも少なくなってしまった
けれど、相変わらず自分はここにいる、理由はずっと前から分かってたんだ
選手だけじゃない、札幌を好きでいてくれる、すべてのひとたちを応援したいから
次の試合は、今迄のどの試合よりも厳しく、激しく、そして切ない90分になる
心の中に描いたドラマは、必ずしもハッピーエンドにならないかも知れないけれど
みんなで越えて行こう、5年間、眠ったままの時計の針は、きっと静かに動き出す