山形1-3鳥栖見ました。
鳥栖の強さは本物です。一言で言うと実に「無駄がない。」
山形も決して悪くなかったのですが、決定力と効率性で鳥栖に
軍配があがった感が強いです。解説の野々村のコメントどおり
「完勝」でした。思ったとおり、選手一人一人が自信に満ちて
います。玉際も強いし、運動量も落ちない。
松本監督って、1941年生まれ今年64歳になるんですね。いや
いや、すごい人です。いっそのこと代表監督をやってもらった
方が日本のためではないかと思うぐらいです。ジーコ解任の事
態にいたった場合、岡田監督よりも理にかなっている気がしま
す。
話が横道にそれてしまったので戻しますが、鳥栖の松本監督
と札幌の柳下監督の目指しているサッカーは、明確に異なりま
す。前者は「しっかり守って、できるだけ高い位置でボールを
奪い、手数をかけずに速く攻める典型的なプレッシング・カウ
ンター・サッカー」です。
後者は今更ですが「スムースで速いパス回しから、周りの選
手の動き出しを速くして、能動的に相手を振り回し、チャンス
をより多く創りだすアクション・アンド・ムービング・サッカ
ー」です。
この両者の戦いは、まさに戦国J2の醍醐味と言えるでしょ
う。今から非常に楽しみです。
あと一言だけ。最後は、どのチームも「決定力」に尽きると
思われます。ヘディングを「たたきつける」練習を繰り返すこ
とが重要なことを、中山がどれだけ解っているかがポイントの
一つなんだぞ。中山!