yasuさん、失礼ですが試合見てますー？
仙台戦は池内が退場になるまで、仙台は攻め手なしという感じで完璧な試合展開でしたよね？実際前半は１本もシュート打たせてませんし。一人少なくなり、しかも守備の中心を失った後では、今季試合感の薄れていた曽田が絶不調で３失点は仕方ないという感じでした。
逆に京都戦は相手の決定力の無さに助けられただけで、内容的には負けてあたりまえの試合だったと思います。よく言えば、それを引き分けられたのは進歩とも言えますが...

サッカーにはよくあることですが、強いチームには攻め込まれて守備的になってしまい、点は取られないけど、点も取れない。弱いチームには攻撃的に行ってカウンターを食らって失点する。このパターンが続いているのだと思います。
札幌はカウンター攻撃が下手なので強いチーム相手に点が取れません。また意外性のある攻撃ができず、個人の得点能力が低いのでしっかり守ってカウンターというチームからもなかなか点を取れません。
元来、バルデス・エメルソン・ウィルという超強力ＦＷがいた時以外は点の取れないチームなんです。それを変えようというのが去年からの「チャレンジ」ですよね。
草津戦は相手の守備力が極端に弱いので４点取れましたが、あれはタマタマだと思った方がいいでしょう。
あれだけマークの甘いＤＦではどこのチームでも大量得点できてます。
ただし、今後なめてかかると危険です。攻撃は魅力的でしたから。

とは言うものの、札幌のチーム力が上がってきていることは間違いないです。
中盤でのパス回しは（当チーム比で）以前より格段に良くなってますし、
前線からのプレスも効いていて、最終ライン以前でのディフェンスが良く出来ていると思います。こんなの2000年以来ですが、あれよりも上を目指している気がします。
ベースがしっかりしてきたので後は点の取り方を練習していけばという段階に近づいているのではないでしょうか？
控えの層も厚くなってますし、上里が出てくると面白いプレーがみられるので、楽しみだったりします。
監督のコメントなどからもかなり手応えをつかんできている雰囲気が漂ってきていますから、もう少しの辛抱だと思いますよ。
そこそこの外人ＦＷが加われば劇的に良くなる気もするのですが、それはしないみたいですね。