北海道内で発売されている5月4日付け他の新聞(スポーツ新聞を含む)
がさほど大きなスペースを割かず、日刊では鈴木チェアマンの
『ピッチ外のことだからね…』といった談話を載せたり、
またスポニチでは『札幌“正念場”勝つしなない』との題字で
集中を切らさず戦う姿勢が重要との記事を掲載している。
しかるに、
道新は、3日付けが第一社会面のトップ記事(縦横15cmほどの扱い)、
スポーツ面に上記とほぼ同じ大きさの記事
4日付けが第一社会面が横8cm×縦10cm程度の記事
スポーツ面に横15cm×縦20cm程度の記事
道スポは、3日付けが横8cm×縦13cm程度の記事
4日付けが横28cm×縦30cm程度の記事(うち半分は写真)
となっており、『ウィルの追放キャンペーン』をヒステリックに行って
いると思われてしまうほどだ。
以前、岡田監督がとある講演会で、『ワールドカップ負けた時、
私は自分で指揮を摂って負けたんだから、どんな批判にも耐えられる
覚悟があったが、一部サポの負けた腹いせが私の家族に向くのが
辛くてねー。』といっていたのを思い出す。
マスコミそれぞれは、社風に基づき記事をまとめているとは思うが、
今回の道新系記事については、“ペンによる暴力”を強く感じた。
示談が進められ、刑事事件とはならない今回の出来事を社会面のトップ
記事としたことにより、ウィルの家族に多大な心労等を与えた場合、
道新はどう責任をとるというのか?
北海道でのシェアー1位を誇る新聞なら、社会面トップ記事には
ゴシップ記事ではなく、それなりの格調高いものを取り上げて欲しい
と願わずにはいられない。