: : 「１年でＪ１復帰を果たす」という公約を述べてました。

: それから、これは公約ではないかもしれませんが、
: 「J(1)リーグのトップチームを目指す」とかなんとか言ってた気も・・・
: なんか似たようなことを昔どこかで聞いたような・・・

就任挨拶時のコメントや公約といった形式上のことはあまり深く考えなくてもいいのではないかと私は思います。
大事なのはそうした大きな目標に対するアプローチの作り方や通過点となるべき小さな目標の設定の仕方ではないかと。

岡田監督も就任一年目は現状認識の甘さと目標設定のあやふやさで低迷し、二年目以降はそれらの反省の元に
大きな目標に近付くための具体的な目の前の目標設定を明確にし、チームポテンシャルを少しでも高く引き上げようとしていました。
「より具体的な目標をかかげ、それを達成した先にはリーグ優勝という大きな目標があるのだ。と選手たちには言っている。」というコメントもあります。

柱谷監督の場合も同じように大きな目標はあり、それはそれで良かったと思うのですが、
私からみるとそこに至るまでのアプローチの作りかたにやや問題があったのではないかと思えるのです。
「やるからには優勝を目指す。それがダメなら２位、ダメなら３位、……」
といったコメントからもモチベーションの引き出し方に難有りという感じがしました。

ですからカルロス監督の目標設定とそこに至るためのアプローチが明確に示されれば、
チームとしては健全な形で機能するのではないかと思っています。
もちろん、機能すること＝勝利すること、とは限らないのは承知していますが。