: はじめまして ユース初心者です
: : 次回は10月20日(日)13:00〜
: : 札幌ドームサブグラウンドでのヴァンフォーレ甲府戦です。
: : もちろん入場無料です。
: ぜひ見に行こうと思っているんですが
: できれば注目選手(番号付き)と見所など教えていただけると
: うれしいかぎりです
: ユースの試合は去年1度(ドームサブグラウンドのFC東京戦だったはず)
: 見にいっただけで、ぜんぜん詳しくないものでよろしくお願いします
どうもありがとうございます。ぜひ見に行ってあげてください。
今年のチームは昨年までの"King of Sapporo"新居のような突出した存在はいませんが、
選手個々を見ると結構粒ぞろいで面白いです。
※Jユースカップは試合ごとに選手の背番号が変わりますので、
これまでの湘南戦と甲府戦を元にし、予想できる選手だけ書きます。( )内は学年です。
GKはJユースでは12蛯沢(2)が起用され、スーパーセーブ連発でノリまくっています。
1中野(3)もともに北海道選抜に選ばれるくらいでして、ハイレベルのポジション争いがあります。
DFは3バックが基本で、中央の4安田(3)はほぼ固定で、よく統率しています。
左右は吉田(2)、真田(1)、三上(1)、花輪(2)、中岡(3)らを
高さやカバーリング能力といった特徴を見て、試合ごとに使い分けています。
三上、吉田は中盤で使われることもあります。
MF陣は「Zーコ・ジャパン」に劣らぬ(推定)魅惑の陣容です!
ダブルボランチに6伝庄(3)と7鈴木(2)。
右ウイングに5石郷(2)、左に13小川(1)、
トップ下に10竹下(3)…と、ほぼ固定されています。
この5人を「ユニット」として見れば、
今年のコンサユースの中盤は全国レベルでもかなりの水準です。
若干伝庄の出来に左右されるところがありますが、
彼が“サッポロのイナモト”の本領を発揮したときなどは
中盤があたかもひとつの生命体のようにボールを追い、
コースを切り、奪い、展開し、時にはフィニッシュまで彼らだけで決めてしまいます。
ほとんどファンタジー…ってゆーか、エクスタシーの世界です(笑)。
フィジカルに秀でた伝庄の守備と、“北の宝石”鈴木の長短取り混ぜた多彩なパスワークとプレースキック。
石郷・小川の両翼の突破力と休むことを知らないワンワン・ディフェンス。
竹下の急所を突くパスと自らゴール前へ飛び込みゴールを奪う決定力。
控えにも斉藤(1)、渡辺(1)といった個人技に優れた選手がおり、
サポーターを夢の世界へいざなってくれます(断定)。
FWは高さのある(180cm)9酒井(2)とスピード豊かな11阿部(3)で2トップを組むことが多いようです。
MFも積極的にゴール前へと進出してくる戦術上、
時に彼らFWはポストや「囮」の役目も懸命にこなしますが、無論自らも意欲的にゴールに向かいます。
他には足技のある三浦や石井といった将来性豊かな1年生が控えています。
見どころは…
「全員守備・全員攻撃」「ボールへの執着心」「ゴールへの意欲」
「最後まで諦めない粘り強さ」といったところに加えて、
「したたかさ」「試合運びの上手さ」や、
「(ビョーキ)サポーターとの一体感」も感じられるようになってきた…というあたりでしょうかね。
皆でよく守り、皆でガシガシ攻め、どんなに劣勢になろうと苦戦しようと最後までファイトしています。
「この試合は何が何でも勝つ!」と決めたら、全員でえげつないほどの時間稼ぎだって平気でやります。
彼らはよくロスタイムにゴールを奪います。
逆にロスタイムにゴールされても延長・PK戦を戦いきり勝ってしまいます。
私たちの応援も間違いなく彼らの支えになっているようで、
「もっともっとたくさん応援に来てほしい」と常々口にしています。
勝った後「好きですサッポロ」を歌うと選手全員で踊ってくれるかもしれません(推定)。
実はひぐま自身は「偵察」のため、甲府戦には行けませんが、
ぜひ皆さんで若き赤黒の勇者を応援してあげてください。
つまり今年のトップチームにいくら求めても見られないものがユースの「売り」だったりします