コンサドーレ札幌のユース発足以来応援している者として、書き込みの主旨には賛同させていただきます。
その上でちょっと補足・訂正をさせてください。
まず、コンサドーレ札幌の下部組織(ユース)が発足したのは1997年です。
ですから今年で5年ではなく6年目ということになります。
さらに、U−18の初年度は全員高校1年生でしたので、
初の卒業生(卒団生)を輩出したのが2000年の春。
この第一期生にトップ昇格した遠国信也(現・ウエスト佐川)がいたわけです。
今期トップ登録された新居辰基は三期生ということになります。
つまり、実質3年で昇格者は2人と考えていいと思います。
さらに、トップチームは東芝が母体になっていますが、
ユースチームに関してはゼロからのスタートだったことを見逃していただきたくありません。
他のJクラブ(特にJ1)のユースの多くは、Jリーグ発足以前よりユース組織、
あるいはその前身としてサッカースクールなどとして積み重ねてきた歴史がありますので、
そういった意味でもゼロから始まった札幌ユースからトップへの昇格者が
最初の3年で2人というのは、多いとは言えないまでも決して少ないとも思えません。
ではその歴史ある他のJチームの今期のユースからの昇格者を見てみますと、
1人=仙台、鹿島、浦和、磐田、名古屋、G大阪、神戸
2人=市原、柏、FC東京、横浜FM、清水
3人=京都
(※2種登録、強化指定選手登録、他チームユースからの加入は除く。なお東京Vは0)
まぁ毎年こんなモンです。
※昨年横浜FMは一気に7人も上げましたけれど、
あれは全員相当な力量があり、かつ98年に起こった事件による特殊事情がありましたので。
ま、しかし冒頭にも書いたように「目覚し時計」さんのおっしゃる通り、
昨今の補強にはチームとしての方向性が見えません。
HFCは自分たちが作ったチームコンセプトを自分たちでぶち壊しつつありますね。
このへんはいずれじっくりと追及させていただきますけれど、
とりあえず可能性がわずかでも残っているうちは応援です。