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Subject: ブーイング
From: ぶちねこ
Date: 2002年5月09日 18:08:51

最近ブーイングとか、応援の姿勢の話多いね。
もちろんブーイングするよ。相手のG・Kの時や明らかに時間潰しのプレーは特に。
誉められた事じゃないけど、審判のジャッジにもすぐ沸騰する方だし。

自分では試合終了の笛が鳴ったら、もう次の試合のことを考えるようにしている。
だからいつも「次勝てよ〜!!」と怒鳴る。ブーイングはしない。
だって、結果に不満言ってもメリット無いから。
それなら「お疲れ、また頑張れ」って拍手してあげた方がまだなんぼか結果に繋がりそうだから。

所詮ブーイングは感情の発散だと思う。
もちろん、サポには出来の悪い試合では選手にブーイングをして感情の発散をする権利が、そしてそれに耐える義務がプロスポーツプレーヤーにはあると思う。
けれども、ブーイングは結果に対するただの不平不満であって、以上も以下も無い。

セリエやエスパニョーラではもっと激しいブーイングがある。けれども試合の悪いプレーに対応して、ブーイングが起こっているかというと、派手にゴールを外すシーンぐらいしかないと思う。それよりも相手の集中を阻害したり、旗色が悪くなると不平を言うように上がったり、日本とそのシーンはあまり変らない。
それより要所要所で湧き起るさざ波のような拍手はさすがだ。
コンサではFWが少しボールに絡んだだけで、それがラインを割って相手ボールになっても拍手が起こったりする。応援の姿勢は様々だけど、少し行過ぎだとも感じる。
よくサッカーの解説者や実況は、ブーイングに対して「これぞ本場の・・・」といった言い方をするけれど、それは相手の感情表現の豊かさや強さに、民族的に感嘆する部分であって、サッカーの先進国として見習うべき部分では必ずしも無いと考える。

「俺たちの誇り、赤黒の勇者」と歌っておきながら、試合が思うようにならないと罵声を浴びせる。何度も繰り返すたびに、選手にとっていずれこの歌が薄っぺらく聞こえる様になるかもかもしれない。一番いやなのは、選手とサポーターの間に溝ができる事だ。

何が言いたいかって、少なくとも私は「ブーイング」≠「応援」と思っているということ。
「何も恐れず、胸を張り戦え」と謳うなら
「何も恐れず、胸を張り応援!お〜札幌サポ、お〜札幌サポ!!」

ただ、室蘭でサンガに負けた後、応援の歌を歌い続けたりするのにはついて行け無い。
さすがに「それは行過ぎだろ」と思った。



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