アイスホッケー、札幌ポラリスの存続が危機に立たされていますが、今日の道新スポーツでHFCが運営する可能性もあることが報道されています。
岡田前監督もJリーグの理念、地域スポーツ振興の観点から、コンサドーレと共に運営することを言ってましたが、私も賛成です。
理念上では、北海道のスポーツ文化の振興、それによる様々な地域と住民の発展が見込まれます。
現実的には約27億の負債を抱えるHFCとして、年間2億5千万の運営経費がかかるポラリスを単体で黒字にもっていけるかというと、難しいのも事実です。
しかし、長期的な経営を考える時、ポラリスを運営した方が、可能性としては安定経営を見込めるのではないでしょうか。その理由は・・・
①コンサドーレだけを運営する一企業としてより、北海道の総合スポーツ企業とすることで長期的に自治体の支援を得やすい。もちろん、いつまでも自治体に頼るわけにはいかないが、長い目で経営を安定させなければならないのも現実。
再来年からホームタウンとなる可能性の高い、プロ野球の日本ハムファイターズとも何らかの提携もすることも視野に入れる。
②総合スポーツ企業とすることで、スポンサー獲得の幅も広がり、収益の向上を期待できる。サッカー好きならアイスホッケーは面白い競技であるため、サッカーのオフシーズンはアイスホッケーで楽しめる。コンサのファンによるポラリスの集客増が見込めるため、ポラリスとしてのスポンサー獲得も前進する。ファイターズが絡んでくれば、更にスポンサー獲得をしやすいだろう。
③ファンの寄付などのサポートもコンサ単体ではもう頭打ち。道民全体でスポーツ企業を支える気運が高まれば、サポート増も期待できる。アイスホッケーは、サッカーの試合をしない苫小牧と釧路で試合をする。その地域でのコンサへのファンを増やすことも期待できる。
④何より、苦しい経営状況ながら、ポラリスを運営して総合スポーツ企業へと転換することで、北海道においての企業としての道民の認知が高まる。不景気の今だからこそ、社会へ貢献する企業としての姿勢は道民に評価され、将来的に好結果をもたらす。
と考えます。
是非、HFCでポラリスを運営してもらうべく、気運を高めませんか?
反対の方もいらっしゃると思います。
いろいろなご意見やアイディアを出していただき、論議が深まり、コンサ・ポラリス双方にとって、いい形になることを願って、書き込みさせていただきました。