: 私も、遠国を解雇したのには正直腹が立っています。
: 岡田監督の思想である若い選手を育てるチームとしての
: 体制、理念を早くも曲げているような気がします。
: HFCもこれを核にしてチーム作りをすると発表しましたよね。
: ユースはその核となる部分ではないでしょうか。
うちが獲得した若い選手がことごとく一、二年でクビを切られたのならおっしゃる
通りです。
しかし、実際はどうですか。入団一、二年目の選手でもどんどん機会を与え、その
うちの何人かは既にレギュラーとなっているのがコンサドーレです。
そういう現実に目を背けて、一つの事例に固執しすぎではありませんか?
: ユースからプロ選手として活躍する選手は稀だというなら
: 地元の高校や中学とも何度も何度も練習試合をすればいいのでは?
: ユース組織に入っていない選手の方が才能があるというなら
: 試合を重ねていく事でユースだって磨きがかかるでしょう!
: ユースのコーチより学校の先生のほうがサッカーの指導者としては
: 上だということですよねこれは。
: 有能なプロ選手=有能な指導者ではないということですね。
: 地元高校に負けるコンサユースの記事を見るたび
: プロチームの下部組織であるステータスはないのだろうか・・と
: 思います。
: プロチームユースの強みとして社会の現実をいち早く
: 味わえるような形にならないといつまでたってもユースは
: 育たないでしょうね。
小山統括部長がこういうお話をしていたのを御存知ではないでしょうか。
北海道の有望なこどもは、中学校に進学するにあたって、その殆どが北海道を離れ
ます。中学レベルでは全国的傾向としてクラブが学校よりも優勢であり、従って北
海道でもSSSやユニオン、或いはコンサU-15も含めてもいいかもしれませんが、
そうした中学レベルでの優秀なこどもも高校進学に際してまた殆どが内地の高校に
進みます。残った中でまず道内の有力高校に選手が行き、コンサユースに入るのは
さらにその残りの中から、となるそうです。
(さすがにU-15昇格させる選手の数には限界があります)
無論コンサユースの魅力を高めていかねばならないのは当然としても、そういう
苦しい事情の中で、一期生の遠国や三期生の新居のように煌めきを持った選手を
出し、今年のJユースカップでは遂に決勝進出を果たすまでになっています。
もちろん細かいところでは、まだまだ経験不足ですからいろいろと到らない部分も
あるでしょうが、トータルとしては極めて順調な育成をしているのではないかと。
以前にひぐまさんがここで書いておられましたが、ユースのレベルでは既にコンサ
はプロビンチアの域にはなく、その注目度も高いとのこと。
そうそう自分達のユースを卑下することはないでしょう。