土曜日(12月1日)のスポニチで遠国選手は進学とありました。
一般的な戦力外通告とは一味違うような気もしませんか?
ご存知の通り、我等がコンサドーレ札幌は諸所の都合でサテライトリーグに参加していません。経験を積ませる試合は他チームに比べて少ないでしょう。
その点、大学ならば道都大を筆頭に北海道内でも大学選手権でも試合に出る機会があると思うのです。
詳しくはわかりませんが、コンサドーレと契約しながら、大学のサッカー部として活動するのは二重登録になるのではないですか?
そのために契約を解除するのではないでしょうか。
セレッソ大阪の影山選手もJデビュー(当時広島)の後、大学に進学、そしてセレッソに入るという形を取っています。
大学進学の際は広島と契約はしていません。
能力や心構えについて論じるのも一つだと思います。ただ、こういう考え方もあるのでは、と私は思います。
また、遠国選手は全国的に知られる選手ではないので移籍交渉も難しいだろうし、千歳生まれの道産子、年齢を考えても親御さんの考えもあるでしょうし、道内の大学を視野にいれるというのは十分ありえる話だと思いますが。
ユースから上がってきた選手を早々に見きりをつけた、と映ってしまっては確かにユースは育たないと思っても無理はないと思います。
でも、試合に出る機会をなかなか与えてあげるのも厳しい(残留をかけて必死に戦っている中、深川選手や黄川田選手だって機会をなかなか与えられなかったのに、遠国選手に経験を積ませるためリーグ戦に出すことは大きすぎる賭けだとわかってるじゃないですか)。
とはいえ、ユースから上がってきた選手(これからも何人も上がってくるでしょう)を試合に出すこと容易でないまま何年も保有し、それこそユースから次に上がろうとする人の門戸を狭くしてしまうという可能性もあるのではないでしょうか。
なかなかトップに上がれないユース、というのもユースでやる夢を挫く一つになりはしないでしょうか。
遠国選手がユースから上がってきた最初の選手だから、みんなナイーブになってるんですよね。心情的にはわかります。でも遠国選手の年齢を考えたら、自分のことでチーム組織を責められているのは、それこそそうとうナイーブになると思うんです。
彼に関しては正式に次の行き先が決まるまで静観して上げる必要があるのではないでしょうか。
もちろん、下部組織への問題提起は不必要なこととは思いませんよ。
長くなってすみません。