土曜日の厚別での試合以後の磐田サイドのBBSなんかを見てると
札幌の守備戦術に対する評価が非常に高い。
僕も当日はアウェイ側A席で見ていたのですが、磐田がいつもの自在の
パスサッカーをすることができていないなぁ、でもTVで見ればまた印象が
違うのかなぁ、と思い夜の録画放送で見てみたのですが、やはり印象変わらず。
で、何が言いたいのかというと、札幌が高い位置でプレッシャーをかけるタイプの
守備をようやくものにしたのではないか、ということです。
特に相手のサイドにボールが入った時の人数をかけた徹底したプレス。
ほとんど磐田の得意ワザだよね、これって。
ある程度反対サイドを捨てても徹底するってやつですね。
1stステージまでは去年と同様のしっかり引いて相手に攻めさせても
あわてず守り、機を見てカウンターといった戦い方しかできていなかったのが、
2ndでは、4連敗という地獄を経て高い位置でボールをうばっての素早い
カウンターというスタイルに一段進化をとげつつある。
ここに来てみてみればあの連敗もムダじゃなかったと言えるわけですね。
もちろん結果が出だしているからこのように思えるわけですが。
山瀬のOPTAのポイントが2ndステージ10節時点で既に1stのポイントを
超えているのもこういったところに理由があるのかもしれませんねぇ。
まぁ、彼自身の成長もあるのかもしれませんが、高い位置でボールにタッチできる
回数が目に見えて増えてる感じは明らかですからねぇ。
逆に佐藤洋平のポイントが1stに比べ激減しているのもここに要因があると
考えてもそんなにムリのある考えかたではないでしょうね。
ようするに守備ラインが高い為、相手に必要以上に決定機を作らせていないという事。
ただ残留するのが目的というだけじゃなく、質の高いサッカーに変化する為に日々我らが
チームは精進しているというわけですな。良い意味でウィル頼みから脱却できるように。