: : : コンサドーレの最大のマーケットは間違いなく『札幌市内』であり、
: : : 函館・室蘭でさえ集客力が落ちるのです。
: : 昨年までは、確かに集客力は落ちていたかも知れませんが、今年は随分売れ行きは良いようで、すでに完売に近いと聞いています。
: : むしろ、スタジアムの収容人員に限りがあるためにいきたくても行けない人の方が多いのではないかと思います。
: : アウェイに行くよりは道内であれば、どこであろうと安いものです。
: : 従って、集客力について言えば、室蘭でも函館でも今年は問題はないのではないかと思います。
: しかし、問題は「スタジアムが何%埋まったか」ではなく、「観客が何人入ったか」
: ではないでしょうか・・・?
この問題については色々な要素が絡んでいて、気候条件、競技場の管理、
選手・スタッフの移動、ボランティア要員の確保、などの負担があるでしょう。
逆に、札幌圏以外での、後援会会員やスポンサー企業の増加とか、
例えば、道北や道東に住んでいる少年が、将来コンサドーレの選手や
日本代表の選手になって活躍する、というような可能性も否定できないので、
長期的な「投資(種蒔き)」もしていかなければならないでしょう。
これらを総合的に判断しなければならないので、目先の集客数だけで
判断しては、クラブの将来像や債務の返済見通しは見えてきませんね。
参考に、HFCが予定している、一試合あたりの平均運営原価(収入−経費)を紹介します。
札幌ドーム:1千4百万円
厚別:9百万円
室蘭:6百50万円
函館:6百50万円
高知:6百50万円
これらに試合数を掛けた数字が入場料収益になり、総額で1億7千5百万円の予算です。
(リーグ戦15試合+カップ戦1試合だけの勘定であり、2ndステージの競技場が
まだ発表されていないので、競技場別の試合数は書きませんし、単純に計算すると
数字が合わないので、2ndステージの競技場を予想しても無駄です。)
多分、高知は赤字だったでしょうが、将来的には希望はあるでしょう(と考えたい)。