: : 欧米なんか見てみると札幌よりも寒い大都市は沢山あっても、
: : 札幌ほど雪が積もる大都市はトンと聞かないので、単純な比較は出来ませんが、
: : どうして日本じゃ「寒さ」がハンディになるのでしょうか?
: ブンデスリーガや北欧の各国リーグなど、雪降る国での秋−春開催での観客動員や寒さ対策、
: グラウンド整備の実態など、どうしているのか興味があります。どなたかご存知ありませんか?
ドイツやイギリスなどの主要都市では1、2月の最低気温が−3〜−4℃く
らいです。札幌の場合、1、2月の「平均気温」が−4℃くらいです。最低気
温は当然ながら−10℃を下回ります。はっきり言って寒さの桁が違います。夏
が涼しいため、年平均にしてしまうと札幌と同程度に見えてしまいますけど。
また、雪は冬期の平均降水量が札幌の1/3程度であり、気温が高めの事も
あって、事実上あまり問題になりません(要するに積もりません)。ですから、
これらの国ではとりたてて特別な対策を講じなくともサッカーを行うことが可
能です。ちなみに日本の日本海側は世界でも指折りの豪雪地帯であり、これほ
どの豪雪地帯で冬にサッカーを開催しようと考える人間は、日本以外にはいな
いと思います。
では、札幌と同等もしくはそれ以上の寒さを誇るロシア、北欧諸国ではどう
しているかといいますと、一応秋開幕ではありますが、そんなに寒いところで
サッカーをやるほど馬鹿ではなく、真冬の期間は2〜4ヶ月程度の冬休みが入
ります。その間、サッカー選手たちはアイスホッケー選手に早変わりして、リ
ーグ戦を戦ったりしています。ですから、実質的には現在のJリーグの春−秋
開催とそれほど大きくは違いません。