スポニチによれば、エメルソンは残留希望。ビジュは激怒しているが､交渉の余地十分にあり。とかかれています。一方、日刊スポーツ、大ボラ吹きの報知、道スポ等は、３人そろって退団か？とかかれています。私が思うに、スポーツ新聞とは、インタビュー、記者の憶測から全てがなりたっており、信憑性には疑問が残ります。やはり、正式発表を待つというのが一番なのではないでしょうか。だいたい、交渉終了直後の選手はかなり気持ちが高ぶっています。アウミール退団は残念としても､あの野生児のビジュのことです、まだなんとも言えません｡カーっとしても、バナナ（岡田監督の一言）を与えれば大丈夫かもしれません。もう少し見守ってみましょうよ。エメルソンにしても、代理人はかなり札幌に残る意思があるようです、それに交渉はまだ始まったばかり、まだまだわかりません。
例をあげればきりはないのですが、稲本がＧ大阪で切れています。年俸アップに納得がいかないようです。ですが、彼がＧ大阪にのこるのは確実です。ビジュもそれと同じことなんではないでしょうか？プチっときて「もう交渉はしない」とか言ってますが、かなり札幌がお気に入りのようで（札幌ビージュなど）、岡田監督やネネコーチなど誰かがなだめてあげれば、まだまだ交渉は可能でしょう。彼はボランチとして欠くことのできない存在です。
アウミールについて言えば、彼の活躍はすばらしいです。ですが、野々村にしても、伊藤にしても、フリーキックでの得点力はほとんどなし、エメがけった方がまだ可能性があります。コンサドーレの日本人ＭＦ選手は代々、Ｆｋやパスの正確性に問題があります。他のチームですと、ＦＫの上手い外国人を補強するのですが、札幌の場合、最高のボランチビジュ、得点王のエメをのぞいて、使用できるのはアウミール。彼にはＦＫの正確性、直接点をとれる決定力も必要です。そこで、ビジュ､エメルソンは残しつつ、アウミールを入れ替えようとＨＦＣが考えたんだと思います。アウミールがせめてアシスくらいＦＫが上手ければ・・・。去年くらい得点してくれれば・・・
一連の契約更新では、ＨＦＣが無能なのではないと僕は思います。主力日本人選手はほぼ全員、残留させるようですし（完全移籍、レンタル利用を含め）、外人枠にしても、できることならエメルソン、ビジュは残して、ＦＫ要員の外人または掘り出し物ＦＷを探しているような感じがします。これは、現在の戦力をある程度残しつつ、ＤＦは現在の力を維持し吉川選手でちょこっと補強し（レベル的にはＪ１でもＢクラスくらいかな？）、ＭＦ陣に、本田の古橋選手か清水商業の小林選手か京都の遠藤選手か新たな掘り出し物外人選手を狙い、Ｊ１でも少しは通用するように少しだけ攻撃的にし、層を厚くし、さらにＦＫからの相手に恐怖を与える直接攻撃ができるようにし、ＦＷでは大型の曽田選手を獲得しエメ＋播戸＋黄川田＋曽田選手などに、加えＭＦの補強を日本人で済ませることができればあらたな掘り出し物外人ＦＷだって獲得可能です。
ただ、エメルソンをどうしても札幌に残したいという人がいれば、これだけは言っておきたいのですが、エメに合計約３，５億を使うとするなら、代わりに日本代表の選手がレンタルで７人以上、完全移籍でも３人以上は獲得できることを忘れないで欲しい。不安定なコンサドーレに完全移籍したがる選手はいなくとも､もし日本代表級、それが無理でも候補や五輪代表、ユース代表がレンタルなどで数人札幌にきて、ＭＦ，ＦＷを構成するとしたら・・・３億５千万は大金です。これをどう使うかは岡田監督次第。
契約更新に関して、ＨＦＣ批判がされていますが、今期、来季の、戦力・戦力外を判断するのは岡田監督です。彼になんらかのプランができているはずです。彼は、自分がより飛躍していくためにも本気で、できるかぎりの力をつかって、限られた予算の中で、最強の札幌を作ろうとしているのです。そんなとき、我々は、信憑性に欠ける記事から、サポートを弱めるのではなく、岡田監督を信じてサポートしようではありませんか。今は、だまって来季の活躍を願いつつ待つ時間です。２億５千万を岡田監督は有効に利用してくれるはずです。彼自身のこれからの生活もかかっていますし、いずれ代表監督復帰を目指すためにも、かなり気合を入れて、来季のこともかんがえているでしょう。僕は約束どおり２年でＪ１復帰を果たしてくれた、岡田監督を信じ、５万円出資します。ビデオなどで、昇格、優勝の瞬間をもう一度味わい、優勝を決めたときの岡田監督のサポーターへの感謝言葉をもう一度思い出してみれば、落ち着いて､見守ろうというきもちになるのではないでしょうか。
長々とした文章になってすいません。