本日、埼玉県浦和市の東京農業大学浦和総合グラウンドで行われました
2000年度Jユースカップ・グループA
「浦和レッドダイヤモンズユース−コンサドーレ札幌U−18」の
試合結果をお知らせします。
浦和 1−1(前半0−0) 札幌
悔しい!
勝てる試合を引き分けてしまいました。
グラウンドは河川敷に近い場所で強風が吹き荒れ、
ピッチは「雑草を短く刈っているだけ」というコンディション。
しかも道路が渋滞し、札幌から当日移動の選手達が現場に到着したのは試合の1時間ちょっと前。
ウォーミングアップや各種の準備が十分にできないことが懸念されました。
試合が始まるとそういった懸念はとりあえず霧散します。
前半は強風を受ける形で浦和が攻め込みますが、
札幌は4バックが安定した粘り強い守備で、決定機は与えません。
まず守りに主眼を置いていた分、また向かい風であった分、
攻撃面では迫力を欠き、24分(以下計時はすべて手元)に
FW新居がこれぞ“King of Sapporo”といった突破で
右サイドからシュートするもGKの手の中に。
総じて支配率では圧倒的に浦和が上回っていた前半。
しかし無失点で凌いだことは札幌にとってはプラン通りだったでしょう。
後半になると風を背に受ける札幌の積極的な姿勢が目立ちます。
1対1でも見劣りすることなくボールを奪取。
風に乗せて浦和DFラインの裏を狙うボールが出始めます。
9分、14分とFW三上が相手DFと競り合いながら
GKの出鼻をかすめるようなループシュートを連続して狙いますが
いずれもバーの上(いわゆる“魂ぃ〜!”)。
25分には左サイドの二列めから伝庄が突進し、
至近距離からシュートを狙ったもののGKに阻まれます。
そして後半33分についに均衡が破れます。
相手DFの連携のちょっとしたミスを突いて、
途中から出場していたFW細野(1年・コンサU−15から今期昇格)が
相手選手ともつれるようにシュート。必死で戻る浦和DF及ばず、
ゴールネットが揺れ、約20人のビョーキサポーターによる
「好きです札幌」の大合唱。
「きょうの守備ならこのまま逃げ切れる」と、僕らも思いました。
が、残りわずかとなった後半43分。Pエリア外やや左、
ゴールまでおよそ30mの地点で不用意なファールからFKを与え、
ゴール前に放り込まれたボールに対し混戦となった中から
浦和DF中川直樹に同点ゴールを押し込まれてしまいました。
試合はそのままタイムアップ。
う〜ん。悔しい!
後半は失点したシーン以外、決定機らしい決定機はなかったのに…。
とはいえ、Jユースカップ参加4年目でアウェイで勝ち点を挙げたのは
実は今回がはじめて。
長距離移動や気候的なハンデから、晩秋に関東で行われる試合では
これまで全敗だったことを考えれば、「半歩成長」と言えるかも。
今回の試合でもいろいろと「課題」はありました。
技術面・戦術面・精神面…。ま、それはあえてここには書きません。
次週の柏戦こそ「アウェイ初勝利」を挙げてほしいものです。
※なお、サッポロビール株式会社、およびサッポロビール飲料株式会社の
ご厚意によりまして、ミネラルウォーター「Vittel」が
コンサドーレ札幌U−18チームに贈られております。深く感謝いたします。
※また、サポーターもスポーツドリンクや栄養ゼリーを差し入れています。
カンパにご協力いただきました皆様にお礼を申し上げます。
(支出=\6,091、カンパ=\5,662 … でした。不足分わひぐま持ち)
次回の試合は11/19(日)13:00キックオフ
vs.柏レイソルユース(日立柏グラウンド)です。
たくさんの皆さんの応援をお待ちしております。