28日に高校選手権の群馬県予選準決勝があり、
トリさんがコーチ、柳沢宏太が主将を務める前橋商が
3対0で高崎経大付を下し、3年ぶり10回目の代表に
王手をかけました。ベンチのトリさんはリーゼント風の
髪形に、もみ上げとひげを伸ばしたスタイルで少し怖かった
です。故郷に帰ってグレた?(笑)
なお、やなぎコータは先日、札幌の練習に間違いなく参加
したそうです。ただ、本人は大学進学を望んでいるとか。
もう一つの準決勝は、今年の関東大会、インターハイと県代表に
なった太田市の常磐が、3対3からPK戦で「あの」前橋育英を
下しました。育英、3年連続の国立ならず。常磐は1対2で迎えた
後半ロスタイムから追いつくという、好調時の札幌のような粘りを
見せて、会場は総立ちに。10分ハーフの延長戦は常磐、育英と
点を取り合い、「Vゴール方式だったら・・・」と悔しがる客多数。
ところが、常磐は札幌と違い、PK戦に強かった(爆)。
先頭のU19代表候補の青木剛主将が止められた育英に対し、5人
全員が決めるという落ち着きぶりを見せました。
最も実力、信頼、知名度がありながらPK失敗という「ヒデの悲劇
inシドニー」を味わった青木君。敗戦のショックをいやす間もなく、
新しい戦いが待つU19代表合宿に向かいました(こんなところまで
ヒデを思わせる)。阿部(市原)の負傷離脱もあり、青木君への期待は
大きくなっています。アジアユースで頑張れ。山瀬、藤ケ谷、そして
育英の先輩の岩丸よ、励ましてやってくれい。
決勝は5日に太田市で。全日本ユース準優勝の前橋商がやや優位か。
全国大会でベンチに座るトリさんを見たい札幌サポも多いでしょう。
しかし、地元ファンの後押しを受ける常磐の勢いもあなどれません。
ちなみに両校は今年、公式戦で2回対戦し、3対0で前商、1対0で
常磐と互角の戦績です。常磐の間野監督は前商OBで主将も務めた人物。
前商の奈良監督との今年3度目の師弟対決に期待感が高まっています。