コンサが14連勝を決めた約2時間後、
大宮サッカー場では、J昇格のためにお互い負けられない、
3位を争う大宮アルディージャ−大分トリニータの一大決戦が行われました。
そのハーフタイム中、「他会場の試合結果」のアナウンスでの話です。
前日に行われた試合結果を読み上げてから、本日行われた試合結果へと続き、
「浦和レッズ−サガン鳥栖の試合は、2−0でサガン鳥栖が勝利しました!」
のアナウンスに、喜ぶ声とざわつく声が交錯した次の瞬間、事件は起こりました。
観客を盛り上げようと、挑みかかるような元気な声で絶叫する、スタジアムDJ氏、
彼が発した信じられぬ一言が、大宮サッカー場を喚起の渦に巻き込みました。
「続いて、本日午後2時より、札幌厚別公園競技場で開催された
コンサドーレ札幌−アルビレックス新潟の試合は、
延長Vゴールにより、2−1でアルビレックス新潟が勝利しました!」
その一言で、アルディージャ、トリニータサイド関係なく盛り上がること盛り上がること。
スタジアムに詰め掛けた3000人のどよめくような大歓声は、
間違いなく、今回の試合のハイライト、ウィルの決勝ゴール以上の盛り上がりでした(爆)
競技場のいたるところから沸き起こる「アル〜ビレックス」コール。
すでに試合結果を知っている一部のサポーターの「ちがうちがう」と大きく手を振るしぐさ。
モグリでトリニータゴール裏に潜入していることも忘れて、
「おいおい!違うぞ!!」と口々に叫んでしまったコンササポ約6名(核爆)
長い沈黙の後、
「間違えました。延長Vゴールでコンサドーレ札幌の勝利です」
という暗く沈んだスタジアムDJ氏の声が響き渡ると、
スタジアムを満たしていた歓声が一転、
「だぁぁぁぁ〜」という大ズッコケ大会になってしまいました(爆)
「な〜〜〜んだよぉ〜〜〜」という心底がっかりした声、
「ちぇっつまんないの」と口をとんがらせるトリサポのお姉ちゃん。
さらに長〜い長い沈黙の後、「このまま穴に入ってしまいたい」
をそのまま表現したかのような消え入りそうな
「以上で、他会場の試合結果を終わります」で、事態は沈静化しました。
自分たちのチームの試合結果を間違えて読み上げられたというよりも、
あのスタジアム全体のぬか喜び大会が、見ていて滑稽で笑いが止まりませんでした^^;
今日の出来事は、今年のJ2屈指の「ネタ」でした。