: 有珠山の活動に関して、噴火予知連絡会の会議が、22日の12時〜19時に
: 某所で行なわれます。
: 15時には記者会見が予定されており、有珠山周辺の避難所へも同時に
: 中継(放映)されるようです。
: 予知連の詳しい見解は多分、その日の夜に報道されるのではないかと思います。
今後の住民の避難解除の可能性と安全性を検討する会合が、12時から開催され、
15時に記者会見を行う、というスケジュールでしたが、この3時間の間に
検討して結論を出す、というのは不思議に感じなかったでしょうか?
以下は全て推測なので、真実かどうかは分かりません。 仮に尋ねたとしても、
正直に返答してくれるとも思えないので、推測するしかありません。
火山噴火予知連絡会の統一見解は、「今後もこのような傾向が続けば」という
条件付きで、「活動が終息する可能性がある」というものでした。
「終息する可能性」ならば、噴火当初からずっと続いていたはずですが。
今回の発表は、自治体が住民の避難を解除する、という決定をするために必要な
「お墨付き」だったのでしょう。 事実上の「安全宣言」とも受け取られます。
そのような重大な見解をまとめるのに、3時間で済むんでしょうか??
この3時間は「記者会見に臨む準備・打ち合わせ」だったと考えています。
つまり、発表すべき見解は既に決まっていて、その内容が事前にHFCへ漏れ、
それに従って代替試合を室蘭で開催する方針を立て(ここまでは良いとしても)、
それを報道機関にまで漏らしてしまった、という経緯ではないかと想像します。
先日の新聞で「室蘭開催を中心に検討している」あるいは「濃厚になった」と
報道されたことは、避難している住民に真っ先に知らされるべき火山情報が、
予知連の見解発表より前に、住民の頭越しに流れてしまったことを意味します。
ということは、以前から言われている「住民の感情」に対する配慮が欠けている
と非難される恐れもあります。
(私がもし避難所で上記のような新聞報道を読んだら、そう感じるかも。)
だから、アンフェアなオフサイド(フライング)だと思うんです。