函館出張から帰って来て久しぶりにここのＨＰを見てみたら、結構来季のコンサドーレに関して悲観的な意見が多いので面食らいました。まあ確かにトリニータの派手な動き(良くも悪くも)に比べると出遅れている感は否めませんが､肝心なのは来季の開幕前に戦力を
整備した上で万全のチーム状態で臨める様にする事であり､開幕までまだ３ヶ月近くある今の段階で他チームと比較して一喜一憂するのは、戦力になるかどうかも確証がないのに
ＦＡ選手(工藤や江藤)を獲った事で子供の様に喜んでいる読売ジャイアンツの長嶋監督と一緒の様に私には思えます。冷静に他チームの補強状況を見てみるとトリニータ以外のＪ２チームはそのチームにとって効果的な戦力補強をしているところは(コンサドーレも含めて)できていないのが現状ではないでしょうか？ですから今後の補強次第ではまだまだそんなに悲観する必要はない(楽観しすぎもいけないですが)と私は考えています。
それに今季にしても開幕前の下馬評では専門家の多くも優勝争いは３強(札幌･川崎･東京)が中心という意見が多くて､トリニータやアルビレックスの評価はさほど高くなかったと記憶していますが､実際にリーグ戦が始まってみると予想外の展開になったのは皆さんご存知の通りです。またレッズやベルマーレにしてもＪ２に降格したのはそれなりの理由があっての事で今までの両チームの動きを見ていると、その原因が解消されているとは言い難いですから付け込む隙は(特に開幕直後は)十分ありますから間違っても最下位争いなんかはしないと自信をもって欲しいものですね。私としては敢えて困難な道を選択した岡田監督がコンサドーレをＪ２優勝、そしてＪ１昇格に導くものと信じています。