: われわれのような凡人よりも才能があるがゆえにプロとして選ばれたのに,
: その才能がゆえに不安定な身分に甘んじないといけないとは,悲しい話です。
: 仮に年俸数百万なら,引退後の生活の保証ができるようなシステムを整備し
: ないと,そのうち選手のなり手がいなくなるかも。
: この意味でも,行政がスポーツに関する生涯学習体制を整える必要がある
: と思います。たとえば地域のチームや公立学校のチームののコーチになれ
: るとか。あるいは,スポーツ施設の管理人になれるとか。Jリーグの理念
: の謳う三位一体の理想はまだ遠し,です。
それはそうなんですけど…。
身分保障のあるスポーツ選手の最たるものが、「セミプロの社員選手」なんじゃないですか。ですから、身分保障のあることが、プロ選手としていいとは思えないんですが…。
そういう意味(純粋にプレーだけで金を稼ぐ)も含めて、やっぱり一流選手が10年間フル稼働して、4億円から6億円くらい(通常のサラリーマンの勤続年数である35年で割るとおおむね年収1200万から1500万になります。)で、J2のそこそこの選手が10年間フル稼働で1億5000万くらい(これは30で割ると500万になります。)でないと、まずいかな…とは思います。要するに、フル稼働で10年働けば、まあ向こう10年分くらいの蓄えは作れそうなくらいの年俸。
いずれにしても、引退後の食いぶちを作るという意味のコーチ資格の取得などは、現役のうちから行っておくべきかな、という気がします。
少なくとも未来のある中学生くらいのサッカー選手が、「サッカー選手になるよりは、ふつうに公務員にでもなったほうが給料がいい。」と思わないくらいの年俸を提示して欲しいな、とは思います。
めっちゃ一般論ですいません…。個人的には時岡にはあと1年時間をあげたかった。